出張禁止命令を出して1ヶ月以上は、北斗市本社から出ておりません。
自分が21歳でこの会社を創業し、50年以上になりますが初めての経験です。
新型コロナウイルスの猛威は、グローバル大災害の様相となっております。
私達が出張すると主要なターミナルは、多くの人々が行き来しております。
そのひとり一人に苦悩や喜び、つまり人生の何かを透かし見る事ができます。
その人の行動や表情から多くのヒントが得られ、新技術の企画が湧き出ます。
今は、大勢の中に入ることを抑制しており、企画を得るための情報が極めて少ないのです。
葉っぱの無い白樺の立木を眺めながら、白い木に蒼い葉が茂った時を創造してみました。
写真は会社の近くにある白樺で、葉っぱの色艶や形状、その量までイメージ出来るものです。
新企画の生まれない事を、情報量の少なさを理由にしてはいけないのですね。
困難を乗り越えるため、今日は何処まで、今週は何処まで、今月は何処までと自分なりの目標を掲げると否応なしに新企画も産まれそうです。
新型コロナウイルスもいつかは終息します。
終息を待つのではなく、抑制された要件の中でも行うことは多く存在すると云う事です。
憂鬱さやを感じた時は、大空を見上げ、地べたを行き交う小さな虫を見てみます。
雨の予報だった空は、こんなに晴れ、昔に書いた自分の原稿から大発見もありました。
私達の人生も、また会社経営も良い時も、良くない時もあるのですから…