豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

支えられるリーダー像とは…北斗市

2010-02-18 21:45:52 | ファース本部
ビジネス読本の記述に興味深い事が書いてありました。アメリカは、かつてのソ連との間にキューバ危機に直面した事があります。アメリカの懐の位置にある場所に、共産主義国家のキューバ建国にソ連が強烈な支援を行いました。

当時のアメリカのケネディ大統領とその側近達は、まさに核戦争の一触即発の危機の中で、ホワイトハウスで掴み合いになるよう大議論が続いたと言います。しかし、どんな状況下にあっても大統領のブレーンは、ケネディ大統領と一枚岩であったと言います。彼らの進言もありケネディ大統領は、ソ連首相との間で合議し、開戦を避けられたと言います。 

首相や大統領、そして社長と言う立場は常に孤独なのです。多くの情報や周りの環境に惑わされ、弱気なったり、消極的になったりする場合が普通の人より多くあるのです。
社長が困難を切り開く士気、気概を失った時点でその会社は破綻の道を辿るでしょう。

混迷する企業の大多数が社長と幹部のコンセンサスの不十分さが要因だと言われます。
社長と議論を戦わせるのは当然なのです。しかし方針が決まったら社長と一枚岩でなければならず、それを疑われるような言動や行動は絶対にあってはならないのです。

会社の取締役の肩書を持つモノは、激論を交わしたら最終決断を下した社長を支持し、本気で支援しない役員は即刻、解雇すべきだとこのビジネス読本では云い切っていました。しかし、役員の貴重な話も聞かずに解雇を言い渡す社長も少なくありません。

どんな優れた経営者でも独りでは何も出来ません。我国のトップリーダーに対して一枚岩で支援してきたでしょうか。そうして我社の経営幹部は、一枚岩なのか……つまりは幹部や社員が一枚岩になれる実力と魅力あるリーダーかどうかに尽きるような気も致します。

我町の北斗市では任期満了で35年間も首長の職責を全うし、偉大なリーダーと言われた海老沢市長が退任します。
海老沢市長に変る新リーダーは、誰からも支えられるリーダーであってほしいものです。

写真は今日の昼に撮った本社社屋で、この時は快晴でした。
今この時間はみぞれ混じりで今夜は大雪が降るとの予報が…

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