豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

明確な目標が試練を教師に変える…函館~北斗市

2010-02-01 18:37:41 | ファース本部
家づくりと言う仕事は、人の住む空間を創造し、組上げるものです。
建主さんの構想を紙の上に落とし込む「エスキス」と言う作業からが始まります。
そのため、現場環境や住み方、住む人の感性まで盛り込まなければなりません。

多額な費用を負担させ、何も無かった白紙状態から線と点、文字と絵で形を表現し、その図面が基になって、建物が組み上がって参ります。建主さんにとってその全て上手に行き、構想どおりの家が出来上がるのが極めて当然なのです。

家づくりには30万個の部品が交互に組み合い、その作業の多くが寒かったり、暑かったり、雨や風の吹きすさぶ、工事現場で行われる事になります。
人の行う事にミスは憑物ですが建主さんにだからと言って許されるものでありません。

建主さんに住んで満足させるには、幾多の試練を乗り越えなければなりません。施工現場で協力業者さん、そして建主さんなどから叱られたり、誉められたりしながら成長して行くのでしょう。エスキスを行う上で大切な事は、建主さんの家づくり対する思想やコンセプトでしょう。家づくりの目指す目標が見えれば、そのターゲットを皆で共有する事が可能です。

今日は家庭裁判所で家族紛争に関する調停業務を行って参りました。
若い一組の夫婦の離婚が成立し、夫婦相互の苦悩と葛藤で選択した結論です。
離婚成立後、「この離婚を将来の幸せづくりの糧にしなさい」と転結させました。

家づくりも家庭づくりも上手く行かない大きな要因は、目指す方向やビジョンが明確になっていないからでしょう。夫婦になったら共通の目指す家庭像を描き、協力し合えば離婚にはなりません。建主さんのビジョンが明確だと出来てからの不具合が確実に減少します。

写真は一昨日の鳥取空港です。
濃い雲の中から突然見えた空港のパイロットランプに正確に着陸しました。
目指すポイントが明確だからこそ安全に着陸出来るのでしょう。

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