迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

フォークリフト技能講習体験記 初日/4

2011年05月24日 | LIFE
今月の初めにフォークリフト技能講習という資格を取ってきました。
いろいろと体験したことがあったので記録として残してみようと思い、手元のメモと記憶を遡ってみることにします。

フォークリフト技能講習というのは、最大荷重1t以上のフォークリフトを運転できる資格で、普通自動車免許を持っていると技能24時間(走行の操作20時間、荷役の操作4時間)、学科7時間を受講し、実技、学科の試験に合格することで修了証を受け取ることが出来るものです。

実技、学科のどちらから受講してもいいということなので、お天気と兼ね合いで実技、学科、実技、実技という日程を組みました。
同じ日程なのは、ひとつ年下のAさん。

このフォークリフト技能講習は、個人的に技能講習を受けるのですが、最大10人のグループ単位で1人の教官から指導を受けることになっています。
そして、技能講習初日、2日目、3日目によって講習内容が変わります。
私たちのグループは初日の私たち2人と2日目の3人で構成されていました。
2日目の3人の話しでは、前日は10人のグループだったので、1人当たりの練習時間が少なく、不満を感じていたようでした。
実際、彼らの運転を見ていると、(あとから思えばですが)2日目とは思えないものでした。

受講時間は8:30から17:30分までです。
初日の行動を見てみると
9:45~10:45 フォークリフトの仕組みと操作方法、前進・後退運転
11:45~12:05 前進周回3周
昼食休憩45分
12:50~13:20 前進・後退周回3周
13:50~14:40 パイロンスラローム
15:40~16:20 クランク前後6回
17:10~17:30 総復習4回

この時間は初日2人が練習していた時間で、総練習時間は220分ですが、1人当たりの練習時間は110分となります。

フォークリフトは自動車とタイヤの取り付けが逆になっていて、自動車のリアガラスに運転席を取り付けて運転をするようなものです。
つまり後輪がハンドルの動きに連動するので、自動車の運転方法とは異なります。
だから、1回でも多く運転することが上達の近道だと思うのですが、実際には8時間の技能講習の中で2時間もフォークリフトを運転する時間はなかったことになります。
それ以外の時間は2日目の練習を見ているだけで、それだけの待ち時間があるにもかかわらず、休憩時間まであるのです。
練習コースやフォークリフトに余裕があるので、習熟度合いによって2台のフォークリフトを使って指導してくれたらと、同行者のAさんと話していましたが、それほど待ち時間が多いのです。

なお、初日の教官はどちらかというとややうるさ型で、走行中にブレーキの上に足があると指導されます。
ちなみに、2日目以降は運転したコマツのフォークリフトはアイドリングが高くスピードが出やすいので、ブレーキを踏みながらでもかまわないと言われました。
初心者にとってブレーキ操作に制約を受けるというのはかなりの負担でした。

2日目の人たちに言わせると、今日は人数が少なかったのでかなり練習ができたようなので、そんなもんかなという感想です。
自分の運転技術に関しては、なんとかなるかなと思い始めた感じでした。