今年もテレビがひどすぎる（中）

日本テレビの「ハマる！動画ネタ天国」という番組もひどかった。
日頃はテレビの映像がネット上に流されることを毛嫌いしているテレビ局が、ネットの動画を紹介するのだ。
というか、動画というのはネットの言葉で、テレビなら映像というのではないのか？
このテレビを見て、ネットの動画の面白さに気づき、テレビ離れに結びつくということは十二分に考えられる。
なぜなら、この番組では不必要と思われるタレントやお笑い、会場の笑い声、画面の片隅に映し出されるワイプ画像など、見ていてイライラするような要素が付随していたから。
そんなものを見るのなら、ネットの動画で直接それを見た方がストレスを感じなくてよい。
視聴者からおもしろ映像を募集してそれを紹介するのなら理解できるが、ネットに転がっている動画をおそらく勝手に拾ってきて、番組を作るようではテレビの将来は明るくないだろう。