迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

原発の事故隠しについて

2007年03月31日 | 社会
昨夜はテレビ朝日の「朝まで生テレビ」を朝まで見ちゃいました。
この番組が始まった20年前は私もまだ若く、討論を聞いてかっかしながら朝まで(当時は6時まででした。その後に「やじうま新聞」と続いていました)お付き合いしたものでした。

その20年ほど前、原発推進派と反対派が「朝生」で討論したことがありました。
ちょうど、原発反対派の広瀬隆が注目されていた頃です。
当時の私はどちらかといえば原発反対派に近かったのですが、この討論では原発反対派の主張に賛成派が終始押されていたように記憶しています。
よく覚えている討論の内容として、反対派が「どうして原発事故が起きた事を想定した避難訓練をしないのか?」というものがありました。
それに対して推進派は「原発は絶対に事故が起こらない仕組みになっているから避難訓練は必要ない」というものでした。
何事にも絶対はなく、万一のことを考えておくのは当然のことと感じた私は、この主張だけを聞いて推進派はいかがわしいと感じたものでした。
最近、どの電力会社も臨界などの重大事故を20年以上前から隠していたことが明らかになっています。
あの議論をしていた当時から重大事故を起こしていたのですね。
当時から電力会社の隠蔽体質がなんとなく感じられたことを、臨界事故隠しのニュースを聞きながら思い出しました。