まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

ただいま求職中。

2017年04月25日 | 日記

大空に鯉のぼりが泳ぐ季節です。
何やらゴールデンウィークなるものも接近中とかで
世の中が浮き足立っております。

まことに平和な光景ですが
この大空を切り裂いてミサイルが飛んで来たら
どうするのでしょうか。
マスコミが嬉々として緊張を煽るせいか
私もつい空の彼方に目を凝らして異変を探したりします。(笑)
そんな平和と緊張をよそに・・・



私はもっぱら求人雑誌を熟読中です。
とは言いながら字が小さすぎてよく読めません。(笑)
いかにも楽しそうな職場の雰囲気が写真入りで紹介されていますが
そんなのがウソッパチなのは骨身に染みてわかっています。
私のような中高年をとりまく労働環境は
想像以上に厳しくて例えアルバイトでもろくな仕事がありません。
安倍内閣は「働き方改革」を高らかに謳っていますが
働き方より仕事の数そのものが足りません。
世の中は「人手不足」と言いますが
不足しているのは若い人たちの人手であって
われわれ中高年は最初から数に入っていないのでしょうか。

  五月晴れ 求職戦線は 曇りなり (杉作)

うーん、世の中、楽して儲かる仕事はないでしょうか?(笑)


絶滅危惧種

2017年04月24日 | 日記

夏を思わせるような陽気でした。
久しぶりにジョギングの真似事をしてみると
たちまち汗が噴き出しました。
で、ちょっと空を見上げてみると・・・ん?



一瞬、葉っぱの上に
雪でも積もっているのかと思ってしまいました。
まさかそんな筈はありませんが
これが「花」だと気づくのにしばらく時間がかかりました。
ああ、そうだそうだ!

これは「ヒトツバタゴ」と言います。
最近あまり姿を見ないので枯れてしまったと思っていましたが
いつの間にか復活したようです。
毎年、初夏に小さなプロペラのような白い花をいっぱい咲かせ
それが一面の雪に覆われたように見えるんです。
最初、何の花かわからなかった人が
な、な、なんじゃコレは!
と言ったことから別名「ナンジャモンジャノキ」と言うそうですが
本当でしょうか?(笑)

ホント、初夏に降る雪・・・
という感じですね。
実はヒトツバタゴは環境省のレッドリストにも載っている
れっきとした「絶滅危惧種」なんです。
公園でもここにしか生えていない稀少な樹木なんですよ。
ここ数年、姿が見えなかっただけに
てっきり絶滅してしまったのかと思っていましたが
無事で何よりでした。
ガンコで時代遅れでプライドばかり高い私も
ひょっとしたら消えゆく「絶滅危惧種」かも知れませんねえ。
まだまだ絶滅したくはありませんし
何とか生き残る方法を考えなければなりません。(笑)

 


リラの花咲く頃

2017年04月23日 | 日記

公園のバードサンクチュアリ。
前を通りかかるとこんな看板がありました。
そうか、今年も「カワセミ」の子育てが始まりましたか。

人間世界の子育てはいろいろ大変なようで
出生率もドンドン下がっていますが
カワセミは毎年、せっせと子づくりに励んでいて
ホント、偉いですよねえ。
大声て走り回っている子供たちを
コラーッ静かにしろ!
と叱ろうかと思いましたがやめておきました。(笑)

お、ライラックの花ですよ!
毎年、バードサンクチュアリ前の広場では
薄紫の可愛い花を咲かせます。
英語名ではライラックですがフランス語では「リラ」です。
昔、「リラの花咲く頃」という懐メロがありましたが
フランス語でリラの花咲く頃というのは
一年でもっとも気候のいい季節という意味だそうですよ。



香水のようないい香りがします。
高貴な貴婦人のような(知りませんが)匂いとでも言うのか。
その匂いに誘われたクマバチが
周りをブンブン元気に飛び回っていました。
私も「ひと嗅き」しようと必死に背伸びをしてみましたが
木が高すぎで「鼻」が花に近づきませんでした。

生まれてこのかた「背伸び」ばかりして来ましたが
最近は背伸びしても届かないものが
多くなりましたねえ。(笑)

リラの花咲く道を
幸せそうな親子が通り過ぎて行きます。
余計なお世話ですが
このご夫婦の子育てはどうだったのか
などと考えてしまいました。
もうすぐゴールデンウィーク、もうすぐ子供の日ですねえ。
皆様はどんなご予定でしょうか。
うーん、私の場合はそれどころではありません。(笑)


バイト辞めちゃいました。

2017年04月22日 | 日記

生垣のモッコウバラが満開です。
クリーム色の八重咲きの花びらは量感たっぷりで
なかなか迫力があります。
この花が咲くと初夏の到来を感じますねえ。



木香茨と書いてモッコウバラ。
私がこの花に大いなる親近感を覚えるのは
バラはバラでも「トゲ」がなくてやさしいバラだからです。
薔薇の花には必ずトゲがあって
気品はあっても近寄りがたい雰囲気がありますが
このモッコウバラは
ちょっと野暮ったい田舎娘のようなやさしさがあって
実にオジサン好みなんですねえ。(笑)



さて、そんなモッコウバラが咲く季節・・・
突然ではありますが、お掃除バイト辞めちゃいました。

まあ、話せば長いことながら短く言えば
結局「管理人」とソリが合わなかったということに尽きますねえ。
もともと高圧的なモノ言いをする人物でしたが
生意気盛りの(?)の私は彼のヤクザ風の愚劣な言動が不快で
何度も反発して衝突を繰り返して来ました。
あんた、よくそれで管理人がやってられるな!
などと罵倒したこともあって、その屈辱が思わぬ恨みにつながったようです。
私に対する「濡れ衣」としか言いようのない行状を並べ立て
掃除仲間に「あの男と一緒にいたら損をするよ」と
卑劣なブラフ戦術に出て来たのです。
そんなバカ男の圧力など屁とも思わない私ではありますが
仲間に迷惑がかかるとなると話は別です。
どうやらマンションの管理会社にも清掃の請負会社にも
同様のチクリ電話を入れていたようで
知らない間に外堀を埋められていたという状況でした。
私は組織で働いたことが余りなくて
いたって脇が甘い人間ですが、そういう権謀術数ってあるんですねえ。
で、結局、クビを言い渡された訳ではないのに
自分で身を引く事態になってしまいました。
もう一年半以上も続けたバイトで
お掃除そのものは気に入っていただけに残念です。
バイトだからと気軽に考えていたのに
まさか人間関係で足をすくわれるとは思っていませんでした。
大いに反省しています。

さあ、明日からまた職探しをしなければ・・・
トゲのないモッコウバラのような
やさしさが欲しいなあ!(笑)



公園は緑なりき

2017年04月21日 | 日記

春を通り越して
一気に初夏の陽気になって来ました。
今年は寒暖の差が激しくてサクラの開花もバラバラでしたが
そのぶん新緑が怒涛の勢いでやって来ました。

冬枯れの象徴だったメタセコイアの林も
ちょっと見ない間にすっかり緑に生まれ変わりました。
メタセコイア大好きの私は
この陸橋を渡るたびに気分がウキウキとして来ますねえ。
ついひと月前までは丸坊主で
見るからに寒々とした景観だったのに
新緑のスピードがこれほど速いとは思ってもみませんでした。



公園のシンボルであるイチョウ並木にも
いつの間にか匂い立つような鮮やかな新芽が芽吹いています。
思わず「新緑萌え~♪」と叫びたくなります。
秋にはギンナンの実が鈴なりになって
何ともいい臭いを(?)周囲に漂わせていましたが
今では遠い夢のようです。



ケヤキの木の新緑です。
淡い緑に続いて深緑色の葉がボソボソと生えて来て
独特の新緑風景ですねえ。
すべての植物がイキイキと生気を発散させるこの季節
吹き渡る緑の風に人間にも生まれ変わったような精気が沸いて来ます。

その昔、ジョン・フォード監督に
「わが谷は緑なりき」という映画がありました。
イギリスの小さな炭鉱町を舞台に
どんな不幸や過酷な運命に翻弄されても
善意や誠実さを貫いて生きるたくましい人間たちの物語でしたが
緑という色には人間を清浄に導く
不思議な力が備わっているのかも知れませんねえ。

緑を見るとなぜか希望が湧いて来るような気がします。