まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

台風とノーベル賞

2019年10月09日 | 日記

雲一つない秋晴れでした。
暑からず寒からず吹く風が実に心地よく
秋はやっぱりこれでなくちゃなあと一日ご機嫌でした。
ああ、それなのにそれなのに・・・
またまた台風がやって来るそうじゃありませんか。



先日の首都圏直撃は15号でしたか・・・
強風と停電の被害が激しかった千葉県周辺では
ブルーシートがまだ痛々しいと言うのに
また同じようなコースで強烈な台風がやって来るそうです。
自然に恨み言を言っても仕方ありませんが
今年は大型の台風がちょっと多すぎるのでないでしょうか。
とこかに逸れてくれるといいのですが。

ノーベル化学賞だそうです。
今年は日本人の受賞はないかなあと思っていただけに
やっぱり嬉しくて「おお!」なんて叫びました。
いかにも好々爺といった感じの方で
研究者の資格を問われると頭の「柔らかさ」と「執念」だとか。
まさしく「柔」と「剛」ですねえ。
両方ともないオジサンは眩しく眺めるだけでした。(笑)

週末はやはりラグビーが気になりますね。
スコットランドは強豪ですが
なんとか引き分けぐらいに持ち込めないでしょうか。
台風が気になりますね。


香港デモを思う

2019年10月09日 | 日記

連日、凄まじいデモである。
主催者発表で200万人が参加したと言う。
200万はオーバーかもしれないが
ざっと見たところ数十万人はいるのではなかろうか。
先日は勝手に「マスク禁止令」などというおかしな法律も施行され
ますます市民の反発が高まっている。



もともとは香港で犯罪を犯した人間を
中国本土に移送できるようにする法律が発端だった。
すでに香港は中国に返還されているからある意味当然ではあるが
香港には香港の自治があると市民が猛反発。
中国政府は香港の民主主義の原点である「一国二制度」を無視し
ついには軍隊(人民解放軍)まで投入して
デモの盛り上がりを力づくで押さえ込もうとしている。
まさに天安門事件の再現である。
警察(軍隊?)の発泡で学生が重傷を負う事件もあって
デモは終息どころかますます過激化する気配で予断を許さない。
オジサンはあくまでも対岸の火事ではあるが
毎日、ハラハラしながら見守っている。



まさに民主主義の危機である。
とは言いつつ一方で「うらやましい」ような気持ちもある。
かつては日本でも・・・などとつい思ってしまう。
私の学生時代は「大学紛争」の時代ですでに週末期ではあったが
調子にのって私も機動隊と対峙したクチである。
青臭い「社会正義」ではあったがそれなりに純粋だった。
それにくらべて今の学生はどうか?
安保法制のときはそれなりに盛り上がったようだが
大学は相変らず平穏なままだし
平穏なだけならいいが勉強もせずスマホとアルバイトの怠惰な日々。
政治にはまったく関心がないし香港などカヤの外。
デモなど経験もない世代がほとんどである。
そんなことして何になるの?と真顔で聞かれると返す言葉もない。
死んだオヤジは「大衆はいつも無知蒙昧(むちもうまい)だから」が口癖だったが
大衆を「学生」に置き替えれば思わず納得してしまう。
根本的に「民主主義」を学んでこなかった教育の弊害ではなかろうか。
香港のデモの中心はあくまでも学生だが
仕事帰りに会社員や家族連れも気軽に立ち寄ると言う。
民主主義に対する歴史も気構えも違うのである。