まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

今日は平尾誠二の命日だ。

2019年10月20日 | 日記

神戸メリケンパークのバブリックビューイング。
そこに平尾誠二のモニュメントがある。
神戸製鋼の主将として日本選手権七連覇に貢献した平尾には
神戸は馴染み深い人生ゆかりの街である。
その後、監督として日本代表も率いた彼の情熱と戦略は
まさに「ミスター・ラクビー」と呼ぶににふさわしいものだった。
今日、10月20日は奇しくも平尾の命日だと言う。



見るたびにカッコいい男だなあと思う。
俺が女でもきっと惚れていた・・などとバカなことを思ってしまう。
53歳の若さで亡くなったことが今も信じられない。
数えればまだ三年前のことである。
ラクビーワールドカップのこの盛り上がりを見て欲しかったと思う。
日本代表のこの快進撃をぜひ見て欲しかったと悔まれる。
平尾が監督を務めた頃の日本代表は決して強いとは言えなかったが
彼が培った不屈のラグビー精神と頭脳プレーは
今も脈々としっかりと受け継がれているのではないか。



ラグビーに関してはまったくの素人だが
ラグビー精神の原点である「ノーサイド」という言葉が好きだ。
死力を尽くして激しくぶつかり合いながら
戦いが終われば互いの健闘を称え合って相手をリスペクトする。
敗れたチームのむくつけき男たちが
台風被害の泥水や瓦礫を片づけている光景を見ると。
ついつい涙が出てきてしまう。
ラグビー精神とはそういうものだと思う。

時折しも平尾誠二の命日の日に
日本代表はベスト4を目ざした戦いに挑む。
直前のテストマッチで大敗を喫している相手だけに
勝ちきるのは並大抵のことではないが
平尾のラグビー精神をそのままに魂の入った試合をして欲しい。
勝ち負けをこえた全力プレーを見せて欲しい。