自民党の大幹事長である。
続いて欲しくもない安倍長期政権を支える
まぎれもない実力者である。
典型的な「党人派」の政治家で県会議員だった父の地盤を継ぎ
議員秘書を経て国会議員となった。
一応、中央大学卒だがインテリジェンスはまったくない。
二階幹事長の「まずまず」発言が波紋を呼んでいる。
台風１９号の被害を受けた緊急連絡会で
記者の質問に「まずまずで収まった」などと軽率な発言をして
思わぬ批判を受ける羽目になってしまった。
今回の台風はとても「まずまず」などというレベルではないし
被害状況はまだ収まってもいない。
おそらく本人も一瞬「しまった」と思った筈なのだが
大幹事長のメンツもあってなかなか発言撤回も謝罪も出来なかった。
前回の台風１５号の時も組閣騒ぎで初動が遅れたが
安倍長期政権の油断と怠慢がここに来て一気に噴き出た感がある。
しょせんははその程度の認識なんだ・・・
と笑って済ませるには被害の深刻さは目を覆うばかりで
とても謝って済む問題ではない。
安倍内閣の危機感のなさはまさに末期症状ではないか。
こんな内閣に国を任せていては
国民の命を委ねていてはとんでもないことになると思う。