公園で菊花展が催されている。
菊といえぱ「菊の御紋」で皇室御用達のイメージが強い、
子供のころ菊人形展を見に行った記憶もある。
おごそかで格調高くそれぞれの花びらが
実によく手入れされている。
菊はバラやカーネーションと並んでファンが多く
栽培人口も多いと聞いたことがある。
その種類の多さも聞いたことがあるが忘れてしまった。
日本人にファンが多いのはやはり皇室との関わりだろうか。
皇室といえば即位礼のパレードが延期になった。
台風被害の甚大さを思えばとてもパレードどころではないし
それはそれで適切な決定ではあるが残念である。
ひと月も過ぎれば記憶も・・・
上から目線の配慮なのかと皮肉の一つも言いたくなる。
昨日は競馬の「菊花賞」だった。
クラシック馬不在という混戦のレースを制したのは
武豊騎乗のディープインパクト産駒ワールドプレミアだった。
名馬の子供が名手の手綱で菊の大輪を咲かせた。
武騎手は菊男とも呼ばれ菊花賞制覇は何度目だろうか。
最年少記録と最年長記録を同時に達成し
さすがの腕達者ぶりだった。
それに比べてラグビーの日本代表は残念だった。
昨日の記事は平尾誠二のことを書いたが
彼もこの十分すぎる結果には大いに満足ではなかろうか。
日本はますます強くなると思った。
菊花展の会場で心惹かれたのは
線香花火がはじけたような美しく小さな菊だった。
肥後菊という種類の菊らしい。
大輪の菊もいいがこの小さな可愛らしい菊に
小宇宙を感じてしまった。