最近「２０００万円問題」が巷を騒がせているらしい。
また誰ぞの汚職の話かいなと思っていたら
どうもそうではないらしい。
金融庁のナントカ審議会でカンカンガクガクの議論らしい。
どんな議論かと言えば・・・
審議会が出した「老後には年金以外に２０００万必要」という
ふざけた報告書に原因があるらしい。
人生１００年時代などと勝手にバラ色の老後を煽っておきながら
それには２０００万の蓄えがないとダメだよなんて
まるで詐欺みたいなもんじゃねえの！
１００年安心の年金なんて得意顔で宣言してたのは
どこの誰だったんだよ！
いきなり２０００万円などと言われても
働いて暮らすのが精いっぱいという人たちはどうすればいいのか！
蓄えもなく借金だらけの私はどうすればいいのか！
あらためて格差社会の現実を見せられるようで
まことに不愉快千万な数字である。
金融庁を管轄するあの顔の曲がったオッサンにとっては
２０００万ぐらい鼻くそみたいなものだろうが
非正規雇用が4割をこえる庶民は逆立ちしても無理な金額である。
いったい審議会とやらにはどんなメンバーが・・・
見ると銀行や証券関係の偉いさんが多い。
ひっきりなしに「投資」とか「ＮＩＳＡ」という言葉が飛び交っている。
それを見て「ははん！」と思ったね。
これは業界主導の「御用審議会」で１５０兆円もの個人金融資産を
少しでも吐き出させて税金の足しにしたいという
政府の謀略ではないかと思ったらよけいに腹が立って来た。
こんな世の中、１００歳まで長生きしたって
どうせロクなことはないから早じまいしたいものである。
とは言いつつ、寿命だけはなあ・・・