まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

夏競馬への誘い

2017年07月13日 | 日記

暑中お見舞い申し上げます。
夏風邪などひいておられませんでしょうか。
もうすぐ夏休みですねえ。
海へ山へ楽しい行楽の予定もおありかと思いますが・・・・



この際、夏競馬などはいかがでしょうか。
湧き上がる入道雲の下、緑のターフを駆け抜けるサラブレッドたち。
それはもうこの上もないほど美しいもので
日頃のストレスなどいっぺんに吹き飛んでしまいますよ。

中央競馬は夏場はお休みです。
一流馬は暑い夏はゆっくり休養に充てるのが常です。
でも、一流でない馬はそんな悠長なことを言っておられません。
少しでも勝ち星を増やそうと必死で
北海道や九州のローカル競馬に参戦するのが恒例です。
このローカル競馬が面白いんですねえ。
なにせドングリの背比べのような実力伯仲の馬たちばかりですから
走るたびに着順がコロコロ変わって万馬券続出。
馬券ファンにはこたえられません。
都会と違って地方は食べものも美味しいですから
まさに一石二鳥なんですねえ。

夏は何といっても「新潟競馬」です。
私も競馬仲間を集って何度か参戦したことがありますが
東京駅から競馬場の入場券がセットになった
新幹線のお得なパック乗車券が発売されていてとっても便利です。
新潟と言えばやはり直線だけで1000メートルという
名物コースは迫力一杯で興奮しますねえ。
ただ、よーいドンの駆けっこは往々にしてペースが乱れ
ゴール前で有力馬がバテバテになって
総崩れなどというケースもありますから難しいです。

新潟と言えば日本有数の米どころ。
メシは美味いし酒は美味いしで言うことはありません。
この時期、岩ガキが旬ですねえ。



九州の夏競馬は「小倉競馬場」です。
新幹線の小倉駅でモノレールに乗りかえて
競馬場前で降りるとそこはもう目の前がパドックという便利さです。
こういうのは「職住隣接」でなく何というのでしょうか。
関西エリアで馴染みの馬も多いのですが
力関係が拮抗しているのでここも馬券は難しいですねえ。
無法松の一生ではありませんが
九州の競馬ファンは血気盛んで曲がったことが嫌いですから
騎手が中途半端な騎乗をしていると罵声が飛び
時には乱闘騒ぎがおきることも・・・
玄界灘の魚はどれもピチピチで身がしまっていて美味いですし
名物「小倉祇園山笠」の頃は盛り上がります。



中央競馬で唯一「海が見える競馬場」が函館競馬場です。
スタンドを渡って来る潮風が気持ちよく
馬券も絶好調!という訳にはなかなか行きませんが・・・(笑)
函館競馬は一応ローカル競馬ですが
函館記念や二歳ステークスを買った馬が
秋のクラシック戦線に駒を進めて来ることも多くて
競馬ファンの夢が拡がります。
もちろん食べるものは何でもおいしくて最高です。
この時期、ロープウェイで函館山に昇ると
イカ漁の「漁火」が水平線一面にキラキラとまたたいて
夜景以上の絶景ですよ。

どうです、「夏競馬」行ってみたくなりませんか?