名古屋整形外科人工関節クリニックのご好意で,共同研究をさせて頂く.先日,膝OAの患者さんの膝関節音の計測をさせて頂いた.本人は,特に膝で音はしていないとのことであったが,しっかりと高周波数の波形が計測された.特に,4か所から計測をしており,周波数は50KHz.データ数は3秒.つまり50000×3×4.エクセルベースでAICを計算すると1回10分.これは実用的ではない.今後の汎用性を考え,いよいよMatlabを使用する方向に決めた.
先週末は,名古屋大学膝・肩・スポーツの会に参加.症例検討後に2つの講演を聴講.
私のメモ
・投球障害で大学生のひじ痛は少ない.肩甲帯内転が弱い.
・大結節後方のcyctは,投球をしている方には比較的多い.internal impingementが起きている徴候.
・股関節臼蓋形成不全による股関節上方変位には,腸腰筋のストレッチが重要.中殿筋の筋力強化も.
・RAOは,小殿筋も切開するので外転筋の筋力が改善してこない.スポーツ復帰には2年は必要.
・膝外反変形は,急速な進行が多い.骨切りによる除痛効果が少ない.
三菱名古屋病院院長の高橋先生のご講演メモ
・半月板切除をした場合のOAになる確率71%
・半月板を切除すると膝の不安定感が増強.圧は350%増大.
・OAになる率は,半月板切除も縫合もあまり変わらない.
・BTBの方がSTGよりOA率高い(?)
・BTBは安定が得られやすいが,大腿四頭筋筋力の低下がある.女性ではPF痛のリスク増加.
東京医科歯科大学関矢一郎先生の「滑膜幹細胞による軟骨・半月板再生」(懇親会の質問も含む)
・ACL損傷後,期間が長いほど滑膜からのstem cellが多い.
・OAも同様.炎症とstem cellの関連は深い.
・stem cellは,骨髄からではなく滑膜から.
・滑膜から取ったstem cellを培養して軟骨欠損部に注入.
・大腿骨側の欠損に有効.PFは,痛みの軽減につながるとは限らない.PFの痛みの原因が不明.
・移植後,荷重を変えず動かさないと過増殖.運動が重要.その具体的な方法論は確立していない.(基準はあるとのこと)
先週末は,名古屋大学膝・肩・スポーツの会に参加.症例検討後に2つの講演を聴講.
私のメモ
・投球障害で大学生のひじ痛は少ない.肩甲帯内転が弱い.
・大結節後方のcyctは,投球をしている方には比較的多い.internal impingementが起きている徴候.
・股関節臼蓋形成不全による股関節上方変位には,腸腰筋のストレッチが重要.中殿筋の筋力強化も.
・RAOは,小殿筋も切開するので外転筋の筋力が改善してこない.スポーツ復帰には2年は必要.
・膝外反変形は,急速な進行が多い.骨切りによる除痛効果が少ない.
三菱名古屋病院院長の高橋先生のご講演メモ
・半月板切除をした場合のOAになる確率71%
・半月板を切除すると膝の不安定感が増強.圧は350%増大.
・OAになる率は,半月板切除も縫合もあまり変わらない.
・BTBの方がSTGよりOA率高い(?)
・BTBは安定が得られやすいが,大腿四頭筋筋力の低下がある.女性ではPF痛のリスク増加.
東京医科歯科大学関矢一郎先生の「滑膜幹細胞による軟骨・半月板再生」(懇親会の質問も含む)
・ACL損傷後,期間が長いほど滑膜からのstem cellが多い.
・OAも同様.炎症とstem cellの関連は深い.
・stem cellは,骨髄からではなく滑膜から.
・滑膜から取ったstem cellを培養して軟骨欠損部に注入.
・大腿骨側の欠損に有効.PFは,痛みの軽減につながるとは限らない.PFの痛みの原因が不明.
・移植後,荷重を変えず動かさないと過増殖.運動が重要.その具体的な方法論は確立していない.(基準はあるとのこと)
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