Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

石灰沈着

2007-05-08 23:09:52 | つれづれ・・・
しばらく前のこと。
左腰がなんとなく重い。声楽家はある程度の年齢になると腰痛か膝痛になることが多いので、そろそろそんなトシかしら? 介護の現場では腰痛は職業病。高齢者施設の音楽療法士も同じようなもの、これも職業病? とテーピングしたり腰痛バンドをしていた。

そのうちに足の付け根がピリピリ痛む。これは腰痛とは思えない。歩くたびに痛いし、日に日に痛みは増す。駅の階段を上りきれなくて「これは大変!」 その足で整形外科を受診した。レントゲンをとったら骨の先に白いものが見える。「これですよ、これが神経を刺激してます。石灰ですね」とあっさり言われた。「石灰って?」「カルシウム、骨から飛び出てます」

自然に溶けて消えるのを待つしかない、長ければ2か月。治療は消炎鎮痛剤のみ。とにかく原因不明、カルシウムの摂取しすぎが原因かと心配になったが、そんなことはないらしい。再発もあるかないかわからないし、次はどこにでるかもわからない、いちばん多いのは肩とか。よくわからない病気だが、それでも痛みの理由がわかっただけでもいいかしらと納得した。翌日仕事場で報告したら「それは痛いわよ」と同情された。彼女は元大学病院・整形外科のナース、「若いからすぐ溶けるわよ」と慰めてもくれた。

あれから1か月半、ほぼ全快。今だからいえるけど本当に痛かった。痛みは外から見えないからつらい。「スタスタ歩いているじゃない」、でも刺すような強烈な痛みと闘いながら歩いていた。エスカレータやエレベータは使わない私が喜んで使う。階段どころか歩くのも大変で、デートのときは「お願い、ゆっくり歩いて」

それにしても、もう少しマシな病名はないのかしら・・・
「石灰って運動会のアレ?」と皆に笑われた。
私は痛いのに!


そう、コレです!