Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

エヴァ・アルクラ カンテレコンサート in 青山

2007-05-24 23:05:18 | カンテレ
今夜はフィンランドのカンテレ奏者、エヴァ・アルクラのコンサートだった。3週間前に急遽決まったコンサート、それでも40名のお客様が集まり、エヴァのカンテレに耳を傾けた。



エヴァはクラシック、特に現代曲を得意とし、そのテクニックは卓越している。音楽性と美貌も素晴らしいので、神様は二物も三物もお与えになったのねと思う。演奏はフィンランド、スウェーデン、エストニア、アメリカの曲、そしてフィンランドの<カレワラ物語>。この曲ははじめて聴くが、美しい。「民族叙事詩・カレワラ」の場面が浮かぶ。カンテレも「カレワラ」に登場する楽器で、巨大魚(かます)のあごの骨からできたカンテレ、白樺の木からできたカンテレの音色が森羅万象を恍惚と酔わしめ、うっとりする世界を強調する。エヴァの奏でる音も、そんな音。

今夜はカンテレ仲間や私の生徒さんなど大勢の知ったお顔がたくさん。カンテレを始めてまだ数か月の方々も、すっかりその音色に魅せられたよう。またフィンランドをきっかけにその後音楽や色々な偶然が重なったメル友・Aさんとは初対面だが、お互いもう長いお付き合いのように話がつきず大感激。カンテレ仲間・Mさんの友人のシャンソン歌手とは「カンテレは日本人の感性にあいますね。また聴きたい」と話が弾む。

今年は忙しくてソロコンサートはこの1回限り、次回の来日は来年になるとのこと。週末にはエヴァがエレクトリックカンテレで参加するユニット <memnon> も出演する ミュージック from フィンランド のコンサートがあり、私も土曜日にでかける。月曜日夜はお寿司を食べに行く約束をして、「moimoi モイモイ(またね!)」と別れた。