須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

函館の旅・写真いろいろ その⑥

2011年05月30日 | 講演会・サイン会のお知らせ
その⑥まできましたね。まだまだいっぱい書きたいです

では、昨日の続きです。

講演後、質疑応答で、一人の女性の質問です。

「須永先生のお元気な声で、わたしも元気がでました。その元気は、一日に何回ご飯を食べて保っていますか?」

との質問に、

「じつは・・・、私は今から約20年前、50歳の時に検査をしたら、血糖値が400ありました。(本当です。)

身体のなか、真っ黒になるくらい、良いところはありませんでした。

95cmあったウエスト、今は85cm

血糖値も安定しています。

どうしてできたかというと、


美味しいものが目の前に並ぶと、どうしても食べたい。
でも、自分に決めました。


「もう一度、おなかにくびれを作る。」

これで、がんばって今日まできました。


自分で決めたことをいかに守るか

それしかない

なにが、その元気なんですかときかれたら、

旅をして出逢う病気の子供達

“須永さんの詩が支えで生きています”

と言います。その子たちのために、もっといい作品をつくろう。

“人のために生きる

いのちある限り、人のために生きる”

周りの人が幸せになるだろうと信じて生きています。」

という回答でした。

ちなみに、質問にありました、「一日に何回ご飯を食べていますか」は、20年前の須永博士は、ほとんど朝ごはんは食べずに、昼は軽くパンとオムレツ程度、そして夜ビールを飲みながらいろんなごちそうを食べる・・・というような食生活でした。

一日の仕事を終えてのビールと食事は、それは美味しいものって、それはそうだと思いますが、それが悪かったですね。

食事のあとも寝るまでおつまみをつまみながら絵を描いたり詩を書いたり・・・。

私が小国に来て、炊事を担当するようになり、須永博士と同じ食生活をしたらあっという間に3kg増えましたから・・・。

でも、今はきちんと3食とり、以前はほとんど食べなかった野菜が中心の食事を好むようになり、ビールもほどほど(たぶん)で、きっと20年前よりも身体の動きはいいはずです。

でなかったら、69歳になって、全国を動き回るなんて大変だったかもしれないですね。


“おなかにくびれを作る”

さぁ、わたしもめざそうかな。

そしてそして、最後に花束贈呈。

今回、本当にお世話になった、北海道看護協会道南南支部の広報の佐々木さんが段上に・・・。



「佐々木さん、本当にありがとうございました。こんなにたくさんの方が来てくださってよかったですね!」

と、心からの感謝を須永博士も伝えました。

思わず涙をこぼされた姿に、私もシャッター押しながら涙・・・。

本当にありがとうございました

それから、作品販売と、サイン会へ











ひとりひとりの方に、一生懸命サインをし、一言づつ言葉を書き添えました。



スタッフの皆さんと記念撮影

みなさんそれぞれ、病院関係の方で、お仕事も毎日ありながらの打合せや準備で大変だったと思います。

その中で、すてきな一日を作って下さり、本当にありがとうございました。

講演後、部屋に戻った須永博士は、いただいた感想を、ひとり静かに読んでいました。



その一部を紹介します。

昨日の記事で紹介した、あや子さん

「家に飾られている先生の作品を母は本当に大切に30年以上も持っています。

母の働いている横顔を見た時、「看護師になりたい」と思いました。くじけそうになった時、母はいつも励ましてくれました。

だから私もあきらめないで頑張ろうと決心することができました。

先週、大好きな祖父が他界しました。私の入学式、白衣姿・・・見せたいものがたくさんありました。

悔やんでも悔やみきれないですが、来年の春、必ず天国の祖父に晴れ姿を見せたいと思います。

頑張ります!!

今日は本当にありがとうございました。」

嬉しいお知らせを待っています

「1997年1月31日に函館での講演に行きました。

前の年に主人を亡くし、息子3人をどう育てていけば良いのか悩んでいた時期に先生のお話しを聞くことができ、元気づけられて今まで頑張って生きてきました。

3人の息子達も社会人になり、長男は結婚して子どもが生まれ私はおばあちゃんになりました。

主人が見られなかった子供達の成長を見ることができ、主人には感謝しています。

形はありませんが、心を残していってくれたこと、今でも一緒に歩み続けているとおもっています。

これからも頑張って生きていきます。

またお会いできる日を楽しみにしています。」

1997年、函館国際ホテルで開催された講演会、その時のステージの写真が見つかりました。





ここへ来てくださっていたんですね

この日、その方が、購入されていかれた作品

「愛 

あなたしか 愛さない 

あなたしか 愛せない」

ご家族のお写真も持ってきてくださいました。

また、元気に函館にこよう!と、須永博士も誓いました。

77歳の女性からです。

「人間に対する賛辞 すばらしい

自然を学び、謙虚に生きるすばらしさを感じました。

旅をして 力をさし上げていらっしゃるとおもいます。

対する人の意欲が上がり、機転を利かせた対応がすばらしい。

感動の時間を過ごすことができました。

ありがとうございます。」

「やれないのではなく、自分がやらないから出来ない

あたりまえの事を、あらためて聞くと、

そうだよなぁ~私も・・・と思うことが多々あり、日常で子どもに対し、家族に対し、職場で

やらずにできない はやめようと思いました。

今日はありがとう。」

「とっても素敵な講演会でした。

最近、もっと優しい心が持てたらと悩むことがあって1人でもやもやしていました。

須永さんの話と多くの作品を見てなんだかスッキリした感じがします。

人の事を悪く思う自分が嫌いです。でも、どんな人にも、どんな事にも優しい心を持ちたいと思いました。

本当にありがとうございます。

須永さんのように優しく生きていきたいです。」

「楽しい時間でした。

何だあり、笑いありで人生まだまだ捨てたもんじゃないとあらためて思いました。

自分の力、そして友の力を借りながらがんばるぞ!

帰ったら、家族にも話して笑ってすごしていきます。」

「短い言葉(詩)の中で人間の心の中に強いイメージを残すことができるのはとてもすごいことだと思いました。

自分には出来ないかもしれないけれど、これから患者さんに関わるなかで少しでも前向きになる言葉をかけていきたいです。

やってみせます!!」

と、心強い感想もあり、また感想の中にも、一言での感想もあり、その言葉の強さも感じました。

「疲れた心 捨てることができました。」

「言葉は 副作用のない 万能薬」

「悩みが 飛んでいくようです。」

すてきですね。

「私の夢は、看護師になることでした。そして今年4月、やっと夢を叶えることが出来ました。

“苦しんでいる人のために” そう思ってなった看護師ですが、現実は厳しいです。

元気だった患者さんが1ヶ月で亡くなってしまいます。

「何もできなかった」そんな思いに駆られる毎日です。

でも今日須永さんの話を聴いて、元気、励まし、前向きになれる言葉をたくさんいただきました。

今はまだ力のないわたしですが、いつか必ず優しい看護師になります。」

まだまだいっぱい感想をいただいています。

みなさん、本当にありがとうございました。

続きます








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