須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

「花咲か一座の豪快TV」

2021年09月27日 | スタッフより

 

地域興し番組「花咲か一座の豪快TV」の巻 - 岸本晃の住民ディレクターNEWS

イノシシ撃ち名人龍ちゃんの話をしましたが、元々は熊本県民テレビ在職中に企画した「花咲か一座の豪快TV」という地域活性化応援番組で出会った人で...

地域興し番組「花咲か一座の豪快TV」の巻 - 岸本晃の住民ディレクターNEWS

 

今日はびっくり、嬉しいお客様がお越しくださいました。

熊本県民テレビ(KKT)の地域おこし番組「花咲か一座の豪快テレビ」という番組に、須永博士も参加をしたのですがその時のアシスタントデレクターだった女性でした。

須永博士がまだ小国町に美術館を構えるなんて誰も想像できなかったころの話です。(1991年)
私も、この番組に出演したことは聞いたことがあったのですが、もう30年前のことでうろ覚え…

でも、熊本にくるきっかけや、熊本県民テレビのズームイン朝に出演することになったきっかけなどは須永博士からも聞いていました。

うろ覚えの中・・・その一番のきっかけとなった、崎坂祐司先生のことを取材して発行した「教壇」を開きながら・・・・

 

OGPイメージ

崎坂祐司先生との出逢い - 須永博士美術館スタッフブログ

1月23日、熊本県長洲町での講演会の最初に、須永博士が言った言葉です。「長洲町にやってまいりましたというより、長洲町に帰ってまいりましたとい...

崎坂祐司先生との出逢い - 須永博士美術館スタッフブログ

 

 



その女性の当時のお話を聞かせてもらい、まだ私も小国にくるなんて思ってもいなかった30年前と、こうして今ここにいることの不思議な縁を感じました。

その時、デレクターだった男性のお名前、「岸本さん」

岸本さんに出逢ったことも、須永博士が小国に惚れて第二の故郷にしようと思ったきっかけでもあります。

元アシスタントデレクターだった女性とお話しさせていただき、そして帰られてから須永博士に電話したら、

 

「そうそう!!なつかしい~~!」

と当時の思い出を教えてくれました。

ブログに書こうと思って検索していたら

 

こんな画像も発見!番組タイトルとイラストも須永博士が書いていたんですね。


当時のディレクターだった岸本さんのブログを見つけ、そこに書かれてありました。

 

「ちなみに一座のメンバーは第一回目の小国町では女子大生、お寺の和尚さん、元関取のちゃんこ鍋オーナー、

経済雑誌編集長、なぎなた師範、中国留学生、放浪の詩人(当時東京在住)、食クリエーター、陶芸家・・・などなどと七人を超える老若男女、業界もバラバラの全く異能集団でした。

このバラバラな人々が同じく地元の様々な年齢層、業界の面々と出会い激論し、実践する事業でした。

すでにこの頃から番組はオマケのようについてきました。

すでにビデオカメラも8ミリビデオでしたが一座メンバーに持ってもらい好きに撮ってもらっていました。「住民ディレクター」の先駆けでした。

この頃からいろんな人の目線が映像化される醍醐味を既に満喫していたのです。」

この記事を見つけられてよかったです!

そのあと、崎坂祐司先生がズームイン朝で紹介され、その1か月後に次は須永博士が「寅さんのような詩人」として紹介され・・・

1993年7月に作品館、1995年にアトリエ、そして1998年に須永博士美術館が出来ました。

 

須永博士 初めての小国 1992年2月21日

「なぜ、小国に須永博士美術館があるのですか?」とよく聞かれます。 それは、このテレビ出演がきっかけでした。 「寅さんのような詩人」と紹介した...

youtube#video

 

 



また、須永博士と岸本さんの再会・・・なんて日が来るといいなぁ。

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令和3年の中秋の名月

2021年09月22日 | スタッフより

久しぶりの投稿です!

インスタフェイスブックでも更新していますので、よろしくお願いします。

 

さて、昨日9月21日は中秋の名月でしたね。

毎年このブログでも紹介していますが、この地域の伝承行事「あげたなさげたな」が今年も行われました。

皆さんも、月見団子をつくったり、お供えをしたり、ススキを飾ったり・・・それぞれが中秋の名月を味わい、楽しめたでしょうか・・・

 

「あげたな(お供え物を上げましたか)さげたな(下げましたか)」は、各家庭でお供えしたお団子などを地域の子供たちが自由に持ち帰っていいという行事なのですが、

特に、地域の人で話し合うのでも打ち合わせをするのでもなく、強制でもないですし、自主的に各家庭がずっとずっと続けてきていて、コロナ禍でも、月を愛でることには変わりなく

そして、地域の子供たちがこの日は朝からドキドキわくわくする日です。

我が家も、このブログでも書き続けてきましたが子供たちが毎年お世話になってきました。

中学生まではまわっていたけれど、末っ子は高校生ですのでもうまわりません。ですが、やっぱり地域の子供たちに楽しんでもらいたい、その笑顔が見たいなぁ~と、今年も準備しました。

 






お昼頃の東の空


午後6時過ぎ、まだ明るいけれど子供たちは出発!!地域にある小学校が閉校になってからは子供たちの声が聞こえずこの地域も淋しいなぁと思っていましたが、今日は違う!

あちこちから子供たちの楽しそうな声が響き、静かな北里地区がふわっと明るくなりました。














朝は青空が広がっていたけど、夕方まで持つかなぁ、お月様が見えるかなぁ~と私もそわそわしていましたが、無事に見事な満月が昇ってきました。明るい!!








私と娘は温泉に行き、帰るころには家の前のお菓子もほぼ無くなっていて・・・これが嬉しいんですよね。

子供たちも、ドキドキしながら家の前で「あげたなさげたな~~」と言いながらお菓子やジュースをそっと(ちゃんと1人1つのルールも守ります。)もらい、バックに入れる。

娘が言うには、この日は学校でも朝から友達と「どこからどうまわるか」「何時にスタートするか」の作戦会議をするそうで、本当に年に一度の大イベント!ほんと楽しみだったなぁ~~と。

そして、この経験をした子供たちが親となり、我が子や地域の子供たちのために準備をする・・・ここだからこそ、これまでも続いてきたんでしょうね。


今年もこの様子をアップ出来て、よかったです。

来年も、再来年も、ずっと続きますように・・・

 

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