ここ数日、来年のカレンダー制作に没頭しています。
毎年、取り掛かり始めるのは5月ごろからで・・・いよいよ本格的に集中しはじめるのは今頃です。
夏休みも終わりに近づき、「さぁ、気持ちをきりかえよう!」と自分でも意識を変えて、須永博士から届いている原稿を思い切りひろげて・・・
1月から12月まで、たった12枚を選ぶのですが、ここからが悩むところ・・・。
同じような、似たような表現の詩が重ならないように、強い詩ばかりでなく、優しい詩ばかりでなく・・・
1年間を通して、気持ちが元気な時もあれば、ちょっとゆっくりしたい時もあるだろう。
さぁ、いまここががんばり時
と気合いを入れたい時もあるだろう。
だれでも、去年とも今年とも違う「来年」を過ごしていることを想像しながら、皆さんが使って、「良かった」と思ってもらえるように・・・と、
頭をフル回転させながら、これまで出逢ってきた方々や、このカレンダーを使ってくださる方々のことを想いながら編集作業をしています。
須永博士から届く原稿は「素材」と言えば軽くなりますが、その素材を完成品にする重大な任務
(大げさ
)を、楽しみながらもがんばります
そんな中で、息抜きも必要
今日は、棚に目を向けると、須永博士から預かっているノートがありました。
以前も紹介したことが何度もありますね。
2010年
2009年
2008年
年に一度は、紹介していたみたい・・・。
で、今日も午前中にお客様からお電話があり、その方の人生をお聞きしたあとに開いたこのノート、「ぜひお見せしたいなぁ」と思うようなことがいっぱい書かれてありました。
わたしの気になった部分を紹介しますね。
「人生は 片道切符
そのとき そのとき
どのようなことが あろうとも
それは 人生のいち課程
それは 人生のおもいで」
「あるがまま なるがままうけいれるということも
たいせつではないのでしょうか」
思いついた言葉をかいてあるページが多い中、日記のようなページがありました。
「今日は朝から秋晴れの良い天気であった。10月1日。
もう今年も3ヶ月である。今年1年こそ、何かを残さねばと思いながらも早終わり近く。
人間とはこのように、やらねば、やらねばと思いながら終わってしまうものかもしれない。
でも今の自分には、たとえはてるとも、何かをのこしてからでなくてはならない。
それには強い忍耐と努力がいるようだ。
自分の目的がはっきりしないから、いつまでもまよっている事になるのだ。
まず やってみることだと思う。」
そしてそのあと、箇条書きが続いています。
○たとえどんな人でも 自分の道をまっとうして生きている人は偉く美しい
○友をうらぎってはならぬ
○目的を持ってそれをなしとげるために努力する。そうすれば結果は出る。
○苦しむ事は 人間の進歩への道
○自分に欠点があると、欠点のある人に思いやりの気持ちが出てくるのではないでしょうか。
○人間いつも上手に行っているとはかぎりません。
あるときは嵐のときもあります。あるときはなぎのときもあります。
自分で上手につかんでのる事だと思います。
○豊かな心と 思いやりのある心
○物事には波というものがあります。
調子のよいときも 調子の悪いときもあります。
もし ここぞと思うとき、チャンスと思うとき、自分の全力をだせるように
準備し、努力しておく。
筆跡が変わったりしているので、同じ日に書いたものではなく、思いついたときに思いついたことを書いたような感じです。
次の日付けは、11月27日です。
○まず自分ができるだけのことをやってみること
○自分に自信を何かもつこと
○いつも冷静であること
○自分にはこれが出来るんだという何かをもつこと、そしてその中から自分の個性とか・・・をもつこと
○いつも冷静であれ
どんなときにも自分をみうしなうことなく、自分を大切にすること
このノートの言葉、もっと紹介したいけれど、今日はこのあたりで・・・。
このノートの最後に走り書きされている言葉で、またいつかの続きにします。
「自分にすなおに生きる事
むやみやたらに自分の事をひとに話さないこと
もし言うときは要点だけを・・・
心よりでるすなおな誠意
なすべきときなし
他は努力し 準備する
冷静に かつ 冷静に
自分に精いっぱい生きよう
若いときは二度とない
思うまま
悔いのないように・・・
無理をせず
自然に 自然に・・・」