今日から11月!
巷では、昨日のハロウィンで大盛り上がりだったようですね
仮装してパーティーという日本独自の楽しい日として定着しているのも、なかなか私たちの住んでいる辺りでは見られませんが、報道を見ていると皆さんとても楽しそうで
この辺りの子どもたちは9月の中秋の名月の日の「あげたなさげたな」があるので
ハロウィンよりも、そのほうが楽しいイベントの日だったりします。
そう言えば、今年のハロウィンの日は、新月だったんですね。昨晩は雨でしたが、晴れていたら星がきれいだったろうなぁ…
現在、須永博士美術館から全国の皆様へと2017年カレンダーの発送をしています。
須永博士も、サインをひとつひとつ、心をこめて書いてくれています。この1週間で1000部以上、サインを入れてくれました。ご注文いただいた皆様にはすべて、サイン入りでお送りしています。
ご住所を記入しながら、北海道から沖縄まで・・・このカレンダーが皆様のお手元に届けることが今年もできることに、感慨深いです。
先ほど、私の携帯にメールが来ました。須永博士のファンの方からで、「熊本地震のあと、どうしてあるだろうか」と心配して下さって・・・
ありがたいです。今年は本当にいろいろあって、日本全国、大きな自然災害が次々とおき、熊本地震が起きた4月から半年、熊本以外では報道もなかなかされませんから、こちらの様子も分からないですよね。
私も、東京や広島、大分、鹿児島と、須永博士の講演会や展覧会で各地へと行き、夏には娘のホッケー全国大会で秋田へ行き・・・その土地の新聞を読みましたが、熊本のニュースはあったとしてもほんのちょっぴり。地元のニュースを取り上げるのは当然ですから、なかなか日々の熊本の様子は分かりませんよね。
ちなみに、今日11月の熊本日日新聞の1面は、「益城町 避難所を閉鎖 御船、大津町も」「住居確保めど」とあります。
「前を向き、避難所に別れ」の文字に、胸が熱くなります。
記事には、仮設住宅やみなし仮設住宅などの新居が決まり新しい生活が始まる一方で、様々な不安や課題も書かれてあります。
阿蘇神社の復旧工事も今日から始まるそうです。
熊本城では、被害を受けた熊本城修復のための1口1万円の寄付を募る「復興城主」の受付が今日から始まるそうです。
災害ごみの問題もあれば、熊本県内各地で行われているイベントや子どもたちの活躍のニュースなど、地震に負けず、明るく前を向いているニュースにも、また心があったかくなります。
本震のあとは、最大で18万3882人が避難した熊本地震。私たちも、建物は無事でしたが、家で寝るのが怖くて車中泊を1ケ月続けました。
須永博士美術館の建物、作品はどれも無事です。建物は、築100年以上経つ古民家ですので、以前から補修は重ね続けていますので、今回の地震でも「まったく大丈夫」ということは無いかもしれませんが、引き続き痛んだところは補修しながら、これまらもずっとここで皆様をお迎え出来るよう、努力してゆきたいです。
本震の後、このように絵がぶら下がった状態になりましたが、落下することなく無事でした。
今は、元に戻り、お客様にも安心してご来館いただいています。
↑数日前の須永博士美術館にて
そして、須永博士も元気です!
今年2月11日で74歳になりました。
21歳から「詩人になりたい」「強い自分になりたい」とがむしゃらに旅をしてきた須永博士の人生も、相当いろんな出来事があったと思います。
まさか、この熊本でこんなに大きな地震が起きるとは思ってもいなかったです。普段は東京が自宅ですので、熊本地震の時もちょうど熊本に来る予定を変更したところで、私たちも本当に良かったなと思っています。
8月に地震の後初めて熊本に来て、被害の大きさにショックを受けていました。そして今回2度目の熊本。自分ができることを誠心誠意してゆこうと、出逢う人に詩をつづっていました。
先日、美里町から来て下さったお客様に書いた詩です。
横で見ていた私までもパワーをもらった気持ちです。
先日の鹿児島県霧島市の旅でも、今回は決めたスケジュールというよりも、これまでなかなか出来なかった「自由きままな旅」をして、その意味は「ひとりの人のために、全身全霊を込めたひとつの詩を書きたい」という想いからでした。
出逢わせていただいた皆様に、そのことを伝えながら詩を書きました。
明日、東京に帰りますが、また来月熊本に来るそうです。
11月26日(土)と27日(日)は、須永博士美術館で「心のふれあいサイン会」がしたいと言っています。
午前11時~午後3時頃までいますので、良かったらぜひお待ちしています。
そして、12月16日(金)~18日(日)は、東京都荒川区のムーブ町屋で展覧会をします。