須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

一期一会

2015年02月08日 | スタッフより
今日は、風が強いです!立春を過ぎてから、こうして寒さが厳しい日があるのも毎年のことです。でも、寒い寒いと思っていても、着実に春は近付いていて、鳥のさえずりが聞こえてきたり、地面の中や木々からも、大地の栄養を蓄えた植物の芽が出ようと準備をしていますね。

昨日のブログで、出逢いについて書こうとしているうちに、人生の中での様々な出逢いから感じてきたことを振り返りました。本当に、私自身もその時その時に出逢ってきた人に助けられたり、背中を押してもらったり、またさすってもらったり思いだすだけでも、涙が出てきてしまうほど救われたこともあり・・・思いだすだけで、心が明るくなる楽しい人との出逢いもあり・・・これからも、一期一会を大切にしたいと思います




須永博士の人生の中でも、出逢いによって落ち込んだこともあり


20歳の須永博士

高校を卒業し、就職した会社で自分の弱さを知り、周りから「おまえはダメだ」「役に立たない」その言葉を掛けられ、心に突き刺さり、対人恐怖症になってしまいました。

でも、須永博士は、その言葉を掛けられた相手を悪く言ったことはこれまで一度もありません。成績優秀だった人、上司から掛けられたその言葉で、人生の絶望・どん底まで落とされてしまったけれど、そこから這い上がってきたのは、

「自分」との闘いでした。

誰も助けてくれない

↑誰も助けてくれない・・・「誰か、自分を励ましてくれ 誰か、おまえにも出来ると言ってくれ」・・・だれもいない。ひとりぼっち。

そして、生きていることへの絶望を感じた須永博士が、命を絶ってしまおうと、そう思った時に心の中から出てきた言葉が

「誰も助けてはくれないぞ。
助けてくれる人がいるとすれば、

自分自身  だ。
自分がいるじゃないか!おれだ!
  
今から、この弱い自分を、自分の力で強い人間にしてみせる。」

そこから、自分を強くしたい。強い人間になる!!と、旅を始め、

その大きな一歩を踏み出せたことで、今があります。

旅の中で出逢わせていただいてきた、すばらしい人との出逢い。その出逢いによって、須永博士という「詩人」が育てられてきました。

皆様へ、感謝です。

現在、72歳。あと3日後の2月11日には73歳の誕生日を迎えます。

73年目の須永博士の「詩人」としての1年間は、どんな出逢いが待っているでしょうか…

先日、faxが届きました。

2月28日と3月1日に講演会を行う沖縄へ持っていく、沖縄の絵を書いているそうです。




73歳の誕生日プレゼントは、キャンバスが欲しい。と、本人自ら、誕生日プレゼントの指定がありました



絵を描くこと、詩を書くこと、これが須永博士の大好きなことです。自分が一番嬉しいプレゼントを催促してくるのが、須永博士らしいです。

このイラストに色がついて、沖縄の皆さんに見てもらうこともとっても楽しみです

では、また・・・

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 出逢い | トップ | スペシャルスーパー久美子さん »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

スタッフより」カテゴリの最新記事