須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

荒川区の荒川老人福祉センターにて講演会

2016年01月29日 | 講演会・サイン会のお知らせ
今日、1月29日、午前10時より

東京都荒川区の荒川老人福祉センターさんにて

須永博士講演会

「いまを生きる」

を開催させていただきました。





昨日、私は熊本から東京に来まして、夕方から会場準備をしに荒川老人福祉センターさんにおじゃましました。

今回の講演会は、昨年12月に同じく荒川区のムーブ町屋にて展覧会を開催した際にも来てくださった、荒川区社会福祉協議会の藤田事務局長さんと鈴木さんお二人に「荒川区の年配の方に旅の話しをしたい」とお願いしました。その日のうちに、荒川老人福祉センターさんを訪問させていただき、今回の講演会が実現しました。
準備期間約1ヶ月。
どのくらい集まってくださるのかな。

須永博士は、ひとりでもいい、10人でもいい、聴いてくださる方がいてくれたらありがたい。という、気持ちでしたが、昨日準備に行くと、60名くらいの方がお申し込みをされているとのこと!

そんなたくさんの皆様が、来てくださるんだ!と驚いてしまいました(^o^)

準備は、老人福祉センターのみなさま、そして荒川区社会福祉協議会の藤田さんもお手伝いしてくださり、あったかい会場ができました。







そして今朝、須永博士も会場に入りました(*^^*)





自宅から歩いてリュックを背負って、ロール紙を持参してきました。

ステージの前で、書きたいと。

そこで、講演直前に詩を書きました。







そして、書き終えたのは、開演3分前(^o^)

皆様、会場いっぱいになるほどお集まりいただきました。

申し込みは60名弱だったとのことですが、70名の皆様が来てくださったそうです。





荒川区で生まれ育ち、内向的な性格、弱い人間だった須永博士が絶望のふちから「誰か俺を助けてくれ」と心の叫びをした時、心の奥底から湧き出てきた言葉「助けてくれるのは、"自分"だ。自分の力でこの弱い自分を、強い人間につくってみせる」
この言葉を胸に、日本各地、世界各地を旅してきた。

旅をして、自分の人生を精一杯生きている人や、母の愛、言葉で生きてこられたおばあちゃんとの出逢い

人の温もり、ひとつの言葉が生きる支えになること、やる気を出して生きるのも自分次第、

どんな時にも優しい心で生きる

など、須永博士が学んできた人生や、出逢いの話をいつもよりゆっくりとそして自然体で語っていました。

一番後ろで私は見ていましたが、何人もの方々が涙を拭きながら聴いて下さっていました。



講演の最後には、講演直前に書いた、今の須永博士の気持ちを詩に書いたものを読み上げました。

メモをとっている方もあちこちでいらっしゃいました。(この作品は、荒川老人福祉センターさんで飾ってくださるそうです(^ ^))



1時間の講演の後は、サイン会をして、ひとりひとりの方と語り合いながら、色紙や詩集、ポストカードにサインをしました。









横にいた私も涙が込み上げてきてしまうほど、皆様それぞれ、辛いこと悲しいこと、どうにもならない想い、嬉しいことだけで無い人生を歩んでこられ、それでもこうやって日々を歩んでおられるんだなぁと、

そして、それに対して言葉を綴り、それを読んで流されていた涙は私にはとてもきれいなものに見えました。

苦労を積み重ねて生きてこられた人生、

ひとりのお母さんは

「もう人生の終わりに向かって生きていると思っていたけれど、そうですね、残りの人生楽しく生きます」

と。

今日来て良かった。

今日からがんばれる。

お世話になった方々に少しでも恩返しができるように人のために生きる人生を充実させてゆきたい。

などの感想をいただきました。

須永博士と同世代の方も多くいらっしゃって、須永自身も、皆様から教わることもあり、とてもいい時間を過ごすことができました。

荒川老人福祉センターの職員の皆様にも大きなご協力をいただき、本当にありがとうございました。







今日のお礼に、講演直前に書いた詩と、色紙をおみやげに置いてきました。

また、夏にムーブ町屋でお会いできることを楽しみにしています!

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