「ともだちをたいせつにするひとがいます
ともだちをきずつけるひとがいます
あなたはどちらをするひとになりますか
いきて つらいことや さみしいことがあったとき
いちばんうれしいのは
ともだちが やさしくしてくれることです
ちからをかしてくれることです
あなたは ぜったい
ともだちを たいせつにするひとに
なってほしいのです
あなた ともだちと なかよくしてね」
この詩は、小学校などで掲示されていたり、学級通信で使用されていたり、また、様々な冊子に掲載されたりしています。
今回、愛知県幡豆郡吉良町教育委員会さんで発行された
「吉良町愛唱詩文集」
に、この「ともだち」の詩が掲載されました。
開いてみると、わたしも知っている著名な詩人、作家さんのお名前が並び、その中に須永博士の名前を連ねていただいている事に、とても嬉しくなりました。
そして、この文集を編集した方々の想いがいっぱい詰まっていることが伝わり、これからずっと、須永博士美術館で保管し、来館された方にも手に取って読んでもらいたいと思います。
まえがきに書かれてありました、吉良町教育委員会教育長さんの言葉です。
「名作や古典にふれ、そして、声に出して読み、覚えることは、すてきな財産となります。
また、子どものころから日本語の美しいリズムに浸ることで、読む・書く・聞くなどの国語の力をつけることができます。
常に教室に置いておきます。 それは、皆さんにいつでも手にとって読み、親しんでもらいたいからです。
また、朝の会や帰りの会、授業を通して、「一人で・・・」「友だちと一緒に・・・」「学級や学年でまとまって・・・」声に出して、何度も何度も繰り返し読み味わうのもよいでしょう。」
本当に、どのページを開いても、素敵な言葉が並んでいます。
我が家の子どもたちにも、読み続けてもらいます。
吉良町教育委員会の皆様、そしてご依頼いただきました、エムアイシーグループ様、本当にありがとうございました。
そして、人とのつながりの大切さ、友のありがたさを改めて感じて生きてゆきたいと思いました。