輸出が低迷するこの時期、ベトナムの食糧輸出協会(VFA)は政府に対し百万トンのコメ備蓄のための銀行融資を要求し、カンボジアでは政府が精米業者への商業銀行融資を保証する政策を行うとのニュースが伝えられています。
VFAの発表によれば1月のベトナムのコメ輸出は27.9万トンで昨年1月の半分。カンボジアの輸出も著しい減少と伝えられています。
タイ政府の担保融資制度復活コメ高価格政策にも関わらず、低価格インド米との競争にベトナムとカンボジアは苦戦を強いられているようです。
「Mua tạm trữ 1 triệu tấn gạo vụ đông xuân」
http://cafef.vn/20120216092636214CA52/mua-tam-tru-1-trieu-tan-gao-vu-dong-xuan.chn
「カンボジア政府コメへの融資をバックアプ」
http://www.phnompenhpost.com/index.php/2012021554507/Business/govt-backs-rice-loans.html
政府はカンボジアの商業銀行と資本を渇望するコメ分野との間の保証人としての役割を計画していることを当局は昨日確認した。
経済財務省は精米業者への融資担保として2,500万ドルを保証する計画であると、最高経済会議のアドバイザー Kalyan Meyは昨日語った。
カンボジアの精米業者はしばしば大量の籾米の買い付けや精米加工設備の資本を欠落させている。
彼らはまた商業銀行からの融資を確保するための必要とされる担保にも不足している。
政府がコメ分野のデフォルトに保証を与えることは生産を押し上げ、フンセン首相の提唱する2015年に百万トン精米輸出に近づくことが期待される。
この2,500万ドルはより多くの融資を精米業者にもたらし、生産を増大し精米加工量を拡大することになる、とKalyan Meyは言う。
「政府は一貫して精米分野を支援し続ける」と語り、この努力は可能な限り早く3月に始まるだろうと付け加えた。
専門家と当局は、地域のコメ価格下落はカンボジアの精米製品の高コストと国際市場での競争力の無さを曝け出した、と月曜日に語った。
専門家は、カンボジアの精米受注は昨年に比べ1月は著しい減少を見せた、と語っている。
カンボジア精米輸出協会のLim Bun Heng会長はこのプロジェクトを称賛する。
「政府が本当にこのプロジェクトを進めるならば、精米輸出をより早く推し進める役割を果たす。特に精米業者は一般的に自己資金の不足のため自分では行えないからだ」。
ACLEDA銀行のIn Channy会長兼CEOはイニシアティブをサポートして来た。
しかし、銀行は既に多くの精米業者に融資していると言い、まだどの契約書にも調印していない。
彼は、「政策は商業銀行に融資のオファーを定期的なものにし、より快適なものにするのに役立つだろう」と語った。
「われわれは、この分野への融資を最終的には増やすことになるだろうが、増大はわれわれの成長に依存する」と付け加えた。
ACLEDA銀行は116,645の顧客を持ち、昨年1億6,600万ドルの融資を提供した。
融資の1,050万ドルは451の精米業者に実行された。
この分野では100万トンの輸出のためには、買付け、加工、運送に6億ドルが必要とされる、と農村開発銀行は月曜日に語った。
この銀行はこれまでに3,600万ドルをこの分野に融資している。
プノンペンSteung Meanchey地区の精米業社オーナーのVong Bun Hengは、財務的困難は彼や他の精米業者に籾米の買い付けを難しくさせているため、近隣国への輸出をもたらしている、と言う。
多くの人々が生産拡大に挑戦するために多くの支出を行い、彼らには籾米を買う資金が残っていない、と付け加えた。
彼は、計画が実現すれば参加するが、2,500万ドルは余りにも少ない額でわずか4つか5つの精米所を保証できる過ぎない、と言う。