![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/d0/bf2b6f345dac51c1b776e0d628966793.jpg)
モンドルキリには大きな川はなく、しかし小さな滝は幾つもあるようなので、恒例の日曜停電となったことでもあるので何処か涼しげな滝の近くへでも行ってみようかという気になったのですが、グーグルマップで調べるのが億劫で、再びブースラ方面に向かうことにしました。舗装路の木立の中を走るのは快適で午前中は然程暑さも気になりません。気が向いたらバイクを止め様々な木々を見上げたり、林の中に足を踏み入れたり。
2週間ばかり前から蝉の声を聞くようになり、最初はカフェ・プカーで壊れたゼンマイのような音が聞こえ、「何で店の人は止めないんだ」などと思ってしまったのも蝉の鳴き声でしたが、きょう聞こえたのは日本の蝉の鳴き声にも似た夥しい数の大合唱でした。それでも蝉の姿を樹上に見つけるのは難しく、林の中を歩き回りました。樹皮と同じ色をした蝉だったので木の周りを回りながら探さないと見付け難いようです。
道路脇に聳え立つ大木。赤く見えるのが葉か花か判別が付きません。画像で見ると花のようです。
林の中に小さな花が見え、しかし樹木は枯れていました。もしかして、これは蘭ではないか?と枝の隙間からカメラを向けました。20年ほど前、シンガポールの植物園で蘭を見たという記憶はありますが、当時はまったく興味がなく、今も蘭についての知識はないのでこれが蘭かどうかも不確かです。
蘭は世界に700属以上15,000種もあるそうなので、こんな花でも蘭である可能性はありそう。
序にブースラの滝まで行って、断崖に生えている蘭の画像を撮って来ました。柵も手すりもないのでこの断崖に立つと足が竦みます。まだここから落ちて命を落とした人が居ないからなのでしょうけど、たぶん最初の犠牲者はアンコールワット同様、都会生活に慣れてしまった外国人旅行者かも。
滝の上ではトンボが勢いよく舞っていました。
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