GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

ミニトマトの苗でドリアンを貰う

2014-08-18 17:58:05 | 植物

栽培が簡単そうなミニトマトを5月頃に種を撒き発芽させました。ペットボトルを半分に切って裏庭の土を入れただけでしたが、マリーゴールドの種などと違って発芽率はかなり高く、これなら苗木を買うまでもないことと大満足。カインズで買った種で生産地はタイと記されており、陸続きのご近所なので気候的には日本よりは近いものがあるのかも。しかし、日本で買った種なので説明書きは日本の気候に合わせてあり、ネットで検索してもカンボジアでのミニトマトの育て方は書いてありません。

市場で売られているトマトはベトナムからの輸入で、日本のトマトと比べると小さ目で固いタイプ。主にスープに入れたり炒め物に入れたりするもので、生で食べることは少ないようです。ミニトマトはプノンペンのスーパーでも見た記憶がありません。そんなわけでモンドルキリでミニトマトを栽培し、上手くいけば市場で販売してみようか?などと考えた訳ではなく、とにかく多少は自給自足をとその第一歩を試みたわけです。

せっかく発芽したミニトマトの苗を枯れさせたりしたくない、との思いが定植を遅らせてしまいました。そのためか後から発芽させたベトナム・キュウリは花が咲き小さな実を付けているのにミニトマトはまだ花が咲きません。

   

10本ほどミニトマトの苗を場所を変えて定植させています。今月初めに一番大きな苗の茎が途中でポッキリと折られてしまっていて、それがどうにか再び葉が出て復活しつつあるものの、今朝はまたまた別の苗が折れていました。今回はかなり低い位置で折れているので生き返るかどうかは疑問です。

     

そんなこともあるだろうからと植える位置は様々にしていて、その都度鍬を入れ草を剥がしているわけですが、三日前、最後の一本を何処に植えようかと迷っている時に隣家の主人の姿が見えました。彼ならばこの苗を立派に育てることもできるに違いない、と思い付いて苗を渡しに行きました。野菜を育てている隣の畑には鶏糞や牛糞の肥料もしっかり撒かれていたことだし。

すると、苗のお返しにドリアンを一つ貰ってしまいました。しかし重いので棘が刺さって手では受け止められず、しかも蟻が大量にたかっていて手に登って来て噛まれます。ポリ袋に入れて貰いやっとの思いで持ち帰り、バケツに水を入れてその中にドリアンを入れて蟻退治。

   

一人では食べ切れそうもないので誰かのところへ持って行こうかとも考えましたが、それも勿体ないので三日間置いて熟成させ、香りを嗅いできょう包丁を入れました。想像以上に美味しくて大満足。市場で売られている誰が作ったか分からない果物よりも生った木を知っているというのは気分的にも満足感が増しました。殺虫剤も使ってないし。

当然ながら一回では食べ切れないので残りはラップに包んでクーラーボックスに保管。明日の朝はドリアンジュースを作るつもりです。



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