常識について思うこと

考えていることを書き連ねたブログ

ケンシロウに物申す

2008年01月31日 | 独り言

実は「北斗の拳」の主人公、ケンシロウには昔から言いたいことがあった。
「少しはラオウやシンを見習ってくれ」

ラオウやシンは、人々を暴力で支配しようとする不届き者ではあるけれど、きちんと自分たちの軍隊を編成して、秩序を保った集団(王国?)を作り上げていた。彼らは、常に組織立った行動をすることで、自分たちの主義や思想に実現力を持たせていたと思うのです。それに対して、ケンシロウは一匹狼を貫き通す。ケンシロウが現れた街では、一時的に平和が訪れるかもしれないけれど、彼の集団や王国があるわけではないから、せっかくケンシロウが救った街でも、ケンシロウが去ってしまえば、常に悪党どもに狙われてしまう危険と背中合わせの状態となってしまう。これでは、いつまでも経っても真の平和は訪れないと思うのです。

それからもうひとつ。
「人を殺しすぎ・・・」

ケンシロウほど強ければ、相手を殺さずともその強さを誇示することで、十分に服従させることはできるし、心服させることだってできたはず(アインみたいな感じかな・・・)。モヒカン姿の雑魚キャラたちにだって心はある。彼らに対して圧倒的な強さと優しさと寛容さを持って接してあげていたら、ケンシロウを慕って、ケンシロウのために命を投げ出そうと思う雑魚キャラだって、もっとたくさん出ていたはず。その繰り返しによって、もっと平和的な解決ができたと思うし、上記のような「ケンシロウ軍団」が出来ていたと思うのです。ラオウに対して、涙を流しながら拳を振るっていたけれど、他の弱い雑魚キャラにだって、そうすれば良かったのに・・・。

いくら悪人でも、怒りに任せて殺しちゃいけませんぜ。これからの時代、ヒーローのカッコ良さは戦わないところにあるはずなのじゃっ!

今日の「新時代ヒーローへの期待」では、そんなことも考えました。

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