常識について思うこと

考えていることを書き連ねたブログ

恒例の初島旅行

2009年12月20日 | 日常

初島に行ってきました。毎年恒例となっている年末の家族旅行です。


熱海港を出発


伊豆半島を眺める

クリスマスムードのロビー

特に、何があったというわけではありませんが、毎年、同じところに行っているため、子供たちの成長を定点観測できるような感じがします。

昔は、何かと注意ばかりしていた食事で、おとなしく食べられるようになっていたり、付き添っていなければいけなかったプールで、勝手に遊んでいられるようになったり、抱っこをしなければいけないような移動シーンで、逆に荷物を持ってくれたり・・・。

ずいぶんと成長してくれたものです。いやいや、まだまだ育ち盛りですから、これからもっと、大きな変化を感じるようになるのでしょう。そんなことを楽しみながら、ひとまず今日、無事に旅行から戻ってきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

左打席の可能性

2009年12月16日 | 日常

小学校の頃から野球をやっていて、中・高も、一応、部活で野球をしていましたが、最近になって、新しい試みをしています。それは、左打者への転向です。ずっと右打者だったのですが、現在、人生初の左打者化計画を推進中なのです。

実は、この一年くらい、ずっとイメージトレーニングをしていました。何かと暇さえあれば、左打席で打つイメージをしながら、体を動かすようにはしていたのです。ただ、実際にボールを投げられると、まったく当たらなくて、 やはり無理なのだろうと思っていました。

これが最近、少しずつ当たるようになったのです。しかも、もしかすると右打席のときよりも良いかもしれないと思うようになっています。それというのも、右打席のときは、まず空振りはしないのですが、下手に当てにいってしまうため、ボテボテが多かったり、ボールに合わせて体勢を崩したりということが、多々あるのに対して、左打席ではそうしたことがほとんど起きないのです。元々、イメージトレーニングばかりしていたせいもあり、空振ろうが、当たろうが、基本的には同じフォームで振れており、しかも、そのように一定のスイングで振れているため、当たったときにはかなりシャープな打球が飛んでくれるのです。もちろん、一方で右打席に比べて、空振りが多いのも事実です。しかし、元々空振りだらけだったことを考えると、嘘のように当たるようになりました。

しばらくの間、中途半端な右打席よりは、軸がぶれないことが取り柄の左打席を磨いていこうと思います。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カールじいさんの空飛ぶ家

2009年12月05日 | 日常

本日、公開初日だった「カールじいさんの空飛ぶ家」を観てきました。しかも3Dです。3D映画は、これまでアトラクション的な短編映画を観たりすることはありましたが、長編映画としては、今回が初めての体験でした。

公開初日でネタバレするのもどうかと思うので、細かいことは書きませんが、とにかく作品に対する印象だけ言えば、一言で「良く出来ていた」ということになろうかと思います。

そしてやはり、お金のかけ方が違うと思いました。このあたりは、さすがアメリカといったところでしょう。つい先日、プリキュアの映画を観てきましたが、当たり前のことながら、レベルが全く違います。比較の「ひ」の字すら口に出すことが許されないのではないかというくらい、「そうだよぉ、お金かけてるもん!」という思いになりました。

ただ映画全体のストーリーという意味では、その印象に匹敵するようなレベルで、何か特筆すべき素晴らしさがあったわけでもないように思います。もっと直感的に言えば、同時上映の短編映画「晴れ ときどき くもり」の方が、アメリカアニメの良さがたっぷりと出ていて、とても可笑しかったような気がしました。

アメリカアニメと日本アニメでは、やはりそれぞれが持つ特徴は異なりますし、それらを活かしていくことで、各々が素晴らしい作品になっていくのでしょう。「カールじいさんの空飛ぶ家」は、それはそれとして良い作品だったと思いますが、私としては、同時上映の短編映画の中にアメリカアニメらしい良さを見出しつつ、日本アニメには、それとは別の独自のポジションが明確にあるように思えました。

新しいメディアシステムを考える上で、今後、日本アニメが世界に及ぼしていくであろう影響の大きさを考えると、大変楽しみです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大切な「楽しかったから」

2009年11月28日 | 日常

上野の国立科学博物館で、大学サイエンスフェスタというイベントが開催されています。開催期間が、Satage1からSgate3の3つに分かれており、各Stageで複数の大学が入れ代わりで、様々な展示をしてくれています。

先日、Stage1の開催期間中、たまたま科学博物館に遊びに行ったうちの娘と息子が、完全にこれにハマッてしまい、今日、わざわざこれのStage2を見に行くためだけに、国立科学博物館まで足を運びました。

-印象に残っている展示はどこの大学のものですか-

アンケート用紙にあった質問に対する娘の答えは、全てにマルをつけて、ほぼ全部に「楽しかったから」というものでした(右の写真では、2つほどマルをつけていませんが、結局、全部にマルをつけていました)。たしかに、娘も息子も、本当に楽しそうにしていましたので、このアンケートの答えには納得です。また、こういう単純な「楽しかった」という感情が、とても大切なのではないかとも思います。こんな単純なことをきっかけに、子供たちが科学に対して興味を持ってくれるのであれば、とても喜ばしいことだと思うのでした。

子供たちに対して、丁寧な説明をして下さっていた説明員の方をはじめ、こうした機会を下さった関係者の方々には心から感謝です。そして、Stage3もよろしくお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Twitterのまとめ投稿

2009年11月18日 | 日常

ブログの機能に、「Twitterつぶやきまとめ投稿」というのが追加されたので、設定してみました。一応、Twitterの方は、始めて以降、一日も休まず投稿しているので、今後はシステム的な問題が発生しない限り、毎日Twitterからの自動投稿がなされるようです。

Twitterは、文字通り「つぶやきな」ので、基本的に誰かにメッセージを送るわけでもなく、ただ好き勝手に書いているだけです。それに対して、このブログの方は、RSSでチェックしていただいている方もいらっしゃるようなので、ある程度、読まれることを前提にしています。

そういう意味で、Twitterで書くようなつぶやく程度の話をブログに掲載するのは、少々、気が引けるところではあります。ただ、Twitterではどうしても書き捨てになってしまい、せっかく書いたものを日記帳代わりにまとめておくという意味で、ブログへの掲載をしてみたいと思った次第です。

ブログが、どうしようもないゴミの山になるかもしれませんが、そうなったら、その時に考えます。正直、このあたりは気まぐれなので、長い目で見たらどうなるかは分かりませんが、とりあえずは、そういうことでTwitterのまとめ投稿を始めてみたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頑張れサマキャラ!

2009年08月09日 | 日常

東京サマーランドに行ってきました。開園から閉園まで、ほぼ12時間の滞在でしたので、かなり満喫してきました。


名物の大樽


閉園間際のプール

ペットボトルのラベル

今回は、単純に遊んできたわけですが、ちょっと興味を覚えたのが、園内で購入したミネラルウォーターのオリジナルラベルです。「サマキャラ夏の大冒険」と書いてあり、いくつかキャラクターらしいものが並んでいます。よく分からないのですが、その裏を見ると、以下のような記述(右図)がありました。

====================
Q.下のサマキャラの名前はなあに?
知ってる人はほとんどいないサマーランドのキャラクターたち。だから・・・もし、全部分かったら、あなたは天才!
====================

たしかに知らなかったけど、「知ってる人はほとんどいない」って、自分たちで言ってしまったら・・・。ただ、何かと商用目当てのキャラクターが、意図的に大量生産されているような社会にあって、この控えめな姿勢は、とても新鮮に感じるのです。こう言われてしまうと、逆にちょっと応援してあげたくなります。

そういう意味で、「頑張れサマキャラ!」なのです。

あ?特に、深い内容はありません。「日常カテゴリー」なんで・・・。ひとまず、皆さんも楽しい夏休みをお過ごしください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軽くアキバ散策しました

2009年07月31日 | 日常

昨日、秋葉原に用事があったのですが、少々、時間があったので、軽く散策してきました。以下、思ったことを3つほど書きます。

■ネットブック

PCが小型化し、通信サービスとセットとして売られるようになっていますが、それがだいぶ定着してきたように思います。一昔前だと、「デスクトップ」、「ノートブック」という括りが一般的でしたが、「ネットブック」と書かれた売り場が、相当広がってきました。そして、やはり思ったとおりですが、OSは「Windows XP」が主流です。「Windows 7」がどうなるかは知りませんが、マイクロソフトは、ますます苦戦を強いられるように思います。それにしても、最近では、「スマートブック」という言葉が出てきてみたり、OSとして「Android」が取り上げられたり、いろいろと試みもなされていますが、10年後、コンピューターはもっと違ったかたちになっていることでしょう(「新コンピューターシステム」等参照)。ここでは面倒くさい説明を省きますが、それをリードしていくのは、間違いなく日本だと思います。

■オシャレ度アップ

「アキバ=オタク」というイメージはあると思います。先日、とあるテレビの番組において、「ギャル vs オタク」というテーマの中、「秋葉原なんか、カッコいい人なんかいないし、気持ち悪い」といったような発言で、ギャルに罵られていたオタクですが、本当にそうだろうかと思ってしまいます。秋葉原を歩いていて、男の目からではありますが、結構、オシャレで清潔感のあるカッコいい人も多いように思うのです。昔は、それほどでもなかったのかもしれませんが、今はだいぶ変わってきているのでしょう。みんな、十分努力しているし、頑張っていると思います(「身だしなみを整えて」参照)。

■文化と知性の発信地

時間が余っていたので、ちょっと休憩していたら、隣に座っていた男子二人が、「咲 - Saki」のマンガを一緒に読みながら、盛り上がっていました。しかし、この光景から、その二人を稚拙な人間と決め付けてはなりません。しばらくすると、マンガをしまって何やら話を始めます。「アインシュタインの・・・」、「量子力学からしたら・・・」、「プラズマが・・・」、何を話しているかは、よく聞き取れませんが、時折、聞こえてくるのは、明らかに科学に関するキーワードです。ここに集う人々は、知性にも溢れていると感じるのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

那須旅行で思ったこと

2009年07月21日 | 日常

連休中の旅行で感じたことを、とりあえず、さっさとまとめてしまいました。「日常」カテゴリーということで、軽い感じで書きました(ただ、まとまると結構な分量ですが・・・)。

■恵みの雨

初日、那須ハイランドパークに行きました。敷地は広いし、いくつか楽しめる乗り物もあって良いのですが、ちょっとでも待ち時間が出たりすると、限られた時間の中で、なかなか思うようには回れません。さらに、今回の旅行では、午前中からパラパラと雨が降ってしまい、遊ぶのにはちょっと厳しい雰囲気でした。


雨に降られました


ガラガラで人の列なし

これも人気アトラクション

しかし一方で、思わぬ効用というものもあります。それは、午前中からの雨のおかげで、客足がだいぶ鈍っており、ほとんどの乗り物が待ち時間なしで乗ることができたのです。いつもなら30分以上、並ぶであろう乗り物でも、あまりに人がいないため、連続して何回も乗れてしまうほど、極めて好条件で楽しめました。

通常、雨とは嫌なものです。特に行楽に出かけているのに、雨に降られると、いろいろと不都合が出てきます。しかし、見方によっては、そんな厄介な雨も、文字通り「恵みの雨」になるものだと、つくづく思いました。それも、気張って「ポジティブに見よう」等と考えたり、努力したりする必要すらなく、単純に「ポジティブに働く」と思えてしまうことがポイントです。

■ガンダムの歴史の重み

最近、お台場に等身大のガンダムが立ちましたが、那須ハイランドパークにも、等身大のガンダム(頭部)がありました。日本のコンテンツに関して、つくづく思うことは、「古いから使えない」というものでもないということです。むしろ、古いものほど、それだけ長期に渡る根強い人気があるのであり、またそれを積極活用することで、いろいろと楽しめるものができるというのは、非常に大切なことだと思います。

ただ、ガンダムについては、正直言って、ほとんど見分けがつきません。一応、「機動戦士ガンダムOO」等も見ておりましたが、何となく色が違うということ以外、パーツの形状等がどう違うのかまでは、ほとんど分からないため、たくさんの歴代ガンダムが展示されていたりすると、もう何が何だか分かりません。そういう意味で、初代ガンダムは偉大だと思います。

■魂を宿すテディベア

那須テディベアミュージアムでは、名前の通り、たくさんのテディベアが展示されていました。私は常々、キャラクターは外見だけでなく、むしろ、その背景にあるストーリーやそれを裏付ける内面が非常に重要であり、そうした内面にこそ魂が宿るものであると思っています。そんな中で、印象的だったのは、「テッドおじいさんの結婚式」という1シーンです。見るだけならば、単純に「クマのぬいぐるみの結婚式」ということになります。ところが、その横には、きちんと出席者に関する説明書きがあるのです。

================
【新郎テッド】
テディベアを愛するベア・アーティスト。デザインから製作まで、すべて1人で行っている。今では、ベアのファッションデザインも手掛けている。
【新婦ローズマリー】
ハイスクール時代からのテッドの恋人。テッドがベアの布の仕入れに彼女の家(布地屋)に行った時、知り合った。ベア・アーティストとしても良きパートナー。
================

結婚式の主人公のみならず、こうした説明書きが、アーサー(祖父)、ジョージ(叔父)、クリフ(父)・・・と続くのです。テディベアというぬいぐるみを、「単なるぬいぐるみ」とせず、そこにストーリーを持たせ、さらにそれを演じられるだけの各種設定を施すことで、「単なるぬいぐるみ」には魂が吹き込まれます。以前、テディベア美術館を訪問した際にも、テディベアというぬいぐるみの扱い方が、非常に細やかであることに驚きましたが、今回も相変わらず、そのあたりの心配りができていることに感心いたしました。

■トトロの世界の現実化

テディベアミュージアムの2階では、「となりのトトロ」の展示がなされていました。宮崎駿さんの作品については、いろいろと思うこともありますが、少なくとも、この展示に関しては、単純に楽しめて良かったです。とても大きな(でも、実際よりも小さい?)トトロがいたり、映画の1シーンが、ぬいぐるみで表現されていたり、映画の舞台が模型になっていたり・・・。


大きなトトロ


このシーンあるでしょ

サツキたちの家の模型

映画というコンテンツを、単なる上映やDVDを含めた配信ビジネスと捉えず、いろいろな分野において活かしていこうとうする試みは、大変重要なことだと思います。つまり、キャラクターグッズの販売等を含めて、「等身大のガンダム」同様、リアルの世界で何を感じるかという観点で、そのコンテンツの世界設定を現実化させるというのは、なかなか面白いビジネスではないかと思うのです。

今回は、たまたま「となりのトトロ」でしたが、コンテンツの活かし方として、こうした手法が、もっともっと多くの作品に対して、適用されてもよいのではないかと思えてなりませんでした。

■トリックアートは新たなスタジオ

「那須とりっくあーとぴあ」にも行きました。トリックアートは、結構、子供たちが好きなので、よく行くのですが、これも大変よくできていると思います。トリックアートとは、平面を立体に見せたり、鏡等による目の錯覚を利用して、通常あり得ないような絵画的表現をしたりするもので、そこでは自由に触ったり、写真を撮ったりすることができます。私は、このトリックアートに、これからのデジタル社会におけるコンテンツの大いなる可能性が含まれているように思えてなりません。


ジェットコースター!?


イルカのジャンプ

恐竜が飛び出した!

最近の社会におけるデジタル化の動きは、コンテンツ業界に及ぼす影響が大きいことは、周知の事実でしょう。しかし、デジタル化の進展は、そもそも従来のコンテンツという概念にすら、大きな変化を与えるような気がするのです。コンテンツにおけるデジタル化とは、コンテンツ制作現場の最先端におけるデジタル化という意味だけでなく、広く一般の人々にとって、その技術が普及していくという意味もあるかと思います。端的な言い方をすれば、PCの普及、デジタルカメラの普及、DVDの普及等でしょう。

これまで、コンテンツと言うと、それを専門とするクリエーターの方々が、それなりの技能やツールを使って生み出していくものでした。しかし、例えばデジタルカメラの普及は、コンテンツを生み出す層の裾野を広げ、多くの一般の人たちが手軽にコンテンツを生み出すことを可能にしたと言えるでしょう。簡単に言えば、デジタルカメラで写真を撮るという行為自体が、自分だけの「スペシャルコンテンツ」を生み出すことでもあるということです。

そうした観点から、トリックアートは、そんなデジタル化社会における、「スペシャルコンテンツ」のための新しいスタジオなのではないかと思うのでした。

《おまけ》
りんどう湖ファミリー牧場で、行われたシンケンジャーショーは、2回も見てしまいました。もちろん、子供向けのショーなのですが、意外と楽しめたのです。特にトークショーとしては、なかなか良かったのではないかと思います。一方で、アクションの方は、スーツアクターの方に、若干のバラつきを感じました。ただやはり、レッドはキレがあって良かったです。さすが、殿!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々の二泊三日

2009年07月20日 | 日常

三連休、久しぶりに二泊三日の旅行に行ってきました。最近、旅行というと、大体一泊二日だったのですが、今回は混雑を避けるために新幹線を使うこととなり、またせっかく新幹線で行くのなら、ちょっと長めにということで、二泊することになりました。


束の間だった「晴れ」


ガンダムOOから揃い踏み

クマさんのお出迎え

あまり天気には恵まれませんでしたが、それでも、それなりにいろいろと見ることができました。上の写真は、左から宿となった「グランドエクシブ那須白河」、「那須ハイランドパーク」のイベント館(ガンダム)、「那須テディベアミュージアム」です。テディベアについては、既に別の記事で書いたとおり(「テディベアに見る可能性」参照)ですが、それ以外にも、諸々、思うことや感じたことがあったので、時機をみて整理できればと思います。

とりあえず、今日は帰ったばかりで疲れたし、録り溜めたアニメも20本を超えていて、何とかしなければいけないので、これにて失礼いたします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

iPhoneを買わない理由

2009年07月14日 | 日常

Twitterをしていたら、ある方々からしきりにiPhoneを購入すべきだと勧められました。Twitterのようなツールを使うときに、いろいろと便利であろうことを含めて、何となく分かります。それに普通の携帯電話に比べて、機能的にも、デザイン的にも優れているという点、それはそれで価値があるものだと考えます。

そうでありながら、本記事のタイトル、「iPhoneを買わない理由」を一言で言ってしまえば、「お金がもったいないから」で済んでしまうかもしれません。実際、iPhoneに使うお金があったら、子供たちが喜ぶものを買ってあげたいとか、おいしいものを食べさせてあげたいとか、そういう風に考えてしまうのは事実です。

ただ、それだけでは、「はぁ、そうですか」というだけなので、少しだけ説明を加えてみようと思います。

「iPhoneを買わない理由」について、さらに別の表現で、端的に述べれば、私が作り上げようと思っているものとのギャップがあるからということになるでしょう。私が作り上げようと思っているものは、ネットワークを前提にした「新しいコンピューターシステム」です(「新コンピューターシステム」、「ユビキタス社会実現への発想」、「シン・クライアントの潜在力」、「ネットとコンピューターの融合」等参照)。既に、クラウドコンピューティング、SaaS、シン・クライアント等、いろいろな言い方も出てきておりますし、「新しいコンピューターシステム」といっても、そんなに新しい概念ではなくなってきていると思います。ただし、私が考える「新しいコンピューターシステム」には携帯電話に使われているネットワークやシステムを活用する必要があり、その点において、既出の概念とは決定的に違うと考えております。

然るに、iPhoneの場合は、せっかく携帯電話システムを使っているにも関わらず、その利点をきちんと活かしていないことに、ただならぬ感覚を覚えるのです。その感覚は、私が目指す「新しいコンピューター」とのギャップから生まれるものです。そのギャップがあるが故に、iPhoneを「便利なもの」、「良いもの」というつもりで使ってしまうと、むしろ「至っていない部分」ばかりが目に付いてしまい、フラストレーションが溜まってしまうことになるわけです。

以下、iPhoneのホームページからの引用です。

「iPhoneには、魅力いっぱいのアプリケーションがあらかじめインストールされています。さらに、App Storeに数えきれないほど豊富に揃ったアプリケーションから好きなものを選んで、ワンタップでダウンロードできます。」

こうしたものの良さは分かりますし、また便利であることも理解します。しかし、これから5年、10年先を見据えたとき、コンピューターの方向性は、必ずしもこうではないと思えてならないのです。むしろ、これだけネットワークが発達していながら、あるいは認証や課金という決定的なシステムを持っていながら、どうして端末側をリッチにしてしまうのだろうかという疑問ばかりが湧いてしまうのです。

そういう意味で、逆に、もともと「この機能しかないもの」と割り切って使えるシンプルな携帯電話にしておけば、「至っていない部分」とのギャップよりも、むしろ「できている部分」に対する有難みを感じることができるので、単純に気持ちよく使うことができるわけです。

そういうことで、今日も、単純機能の携帯電話で、有難みを感じながら、メール送ったり、Twitterでつぶやいたりしているのでした。

《おまけ》
「融合」から思うこと」という記事のなかでも、iPhoneに関する私の見解を記しております。その考え方は、現時点においても全く変わっておらず、既存の業界の仕組みを保持している以上は、新しい概念を具現化することは、なかなか難しいのではないかと思っています。iPhoneファンの皆様、勝手を申し上げごめんなさい。お許しを・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カブト様のご降臨

2009年06月28日 | 日常

この週末、海外からの客人に対して、日本観光のお手伝いをさせていただきました。少々、若い方でもあったので、私流にアキバ文化にも触れていただくべく、フィギュアショップなんかにも寄ってきました。

そのうち、私自身が黙っていられなくなり、カブトのフィギュアに手を出してしまったり、UFOキャッチャーみたいなもので、同じポーズのでっかいカブトが取れてしまったりで、急遽、わが自分神社(「「自分教」の神社」参照)の神棚に、新しい「カブト様」が二体加わりました。


大小決めポーズのカブト


「天の道を司る男」

降臨メンバー揃い踏み

大きい方は、アミューズメント景品なので、それなりの品質といったところなのでしょうが、小さい方は、きちんとお金を出して買ったもので、相変わらず「よくできているものだ」と、つくづく感心してしまいます。客人も「フィギュア」と聞いて、最初はそれほど期待をしていなかったようですが、見ていくうちに、とてもビックリして、各店舗の品揃えの豊富さもさることながら、それぞれの品質の良さを、とても熱心に褒めてくれていました。

これと言って、何があったわけではないですが、神棚に「かっこいいカブト様」が新たに加わったので、ひとまずそのご報告です。

《おまけ》
私は、これまでメイドカフェなるものに行ったことがなかったのです(「ツンデレに見る世界」参照)が、今回の客人案内をきっかけに、初めて足を踏み入れてまいりました。率直な感想として、ものすごく楽しかったのです。店内の装飾や店員さん(メイドさん)たちの雰囲気も明るく、女性でも十分に楽しめると思いました。実際に、私たちも女性が一緒でしたし、他にも女性同士のグループも遊びに来ていました。また何かの機会があれば、是非、足を運んでみたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Twitterでのつぶやき

2009年06月22日 | 日常

「Twitter」の使い方については、既に述べたとおりですが、とりあえずということで、ここしばらく使ってみています(「Twitterの検討」参照)。

「Twitter」は、一般的に「つぶやき」を投稿するところということなので、まずは文字通り、「つぶやく」ことに徹しているところです。通常、ユーザー同士が、自分たちの「つぶやき」をフォローし合ったりするのですが、私の場合は、本当に「つぶやき」なので、他者との関わりを一切持たず、ほとんど短編日記のような使い方をしています。

まるで意味がなさそうな使い方かもしれませんが、まずはこれによって、ブログの「独り言」カテゴリーへの投稿を減らし、ブログ記事の内容を充実化させようという意識が働くようになるので、これはこれで意味があるように思います。

ただ、そうかと言って、「独り言」カテゴリーを完全になくすつもりもありません。ブログ記事に深く関わると感じる「つぶやき」については、引き続き、こちらに投稿することになると思います。

どうでもいい話ですが、とりあえず、そういうことで・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大魔王のレストラン

2009年06月13日 | 日常

本日、「ハンバーグ大魔王」というところで食事をしてきました。これは、アニメ「ハクション大魔王」をもとにして、作られたレストランなのですが、なかなか面白かったです。


入り口の大魔王


店内の雰囲気

額縁に収まったキャラ

かねてから、日本のアニメキャラクターの使い方には、いろいろと述べてきました(「ヒーローたちに魂を」、「テディベアに見る可能性」、「別世界の演出ができる国」参照)が、こうした活用法もひとつの可能性を示唆しているのではないかと思います。

個人的には、「ハクション大魔王」をあまり知らないため、なかなかその世界にドップリ浸かるという感覚にはなれませんでしたが、それでも、それなりに「ハクション大魔王」のアニメの世界に溶け込めたような気がしました。似たような感覚で言うと、ディズニーランド内にあるレストランにいるような感じです。店内にいた女子高生のグループは、メニューや壁のキャラクターの絵を活かして、しきりに写真を撮っていましたが、こういう楽しみ方は間違いなくアリでしょう。

秋葉原にメイドカフェがあるのも結構ですが、こうした日本のアニメキャラクターを活かしたレストランが多くできると、日本のコンテンツ産業はもちろん、他の産業(例えば、こうした外食産業)を巻き込んで、もっと盛り上がっていくように思います。

もちろん、昔、プラネット・ハリウッドのようなレストランが、流行ったことがありましたが、それらがうまくいかなかった理由等についても、きちんと分析していくことも必要です。それでも、こうした類の話は、「仮面ライダーでやったら?」、「いや、ガンダム?」、「フェイントでコードギアス?」等々々・・・想像するだけで、とても楽しいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笑いすぎに注意

2009年05月30日 | 日常

「けいおん!」を見ている人は、深夜にあんなものを見て大丈夫なんでしょうか。私の場合、静まり返った夜に、あれを見るのは相当辛いのです。爆笑続きで、とてもマズイ感じです。「唯」のボケ加減も最高ですが、今回は特に、いちいち全てのキャラが活きてますね。京アニ恐るべし・・・。

ところで、今回の「けいおん!」のテーマ。

-音楽室でろくな部活もせず、「ケーキやお茶を楽しむ」ことが悪いのか?-

これについては、普通に仕事をしている方々にも、共通するテーマを含んでいると思うので、できればあらためて書きたいと思います(「仕事と遊びの方程式」参照)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと猫かぶり

2009年05月26日 | 日常

最近、柄にもなくクラシック音楽に関する仕事をしたりしています。とても立派なオーケストラを抱える楽団で、先日、そこの楽団員の方に「○○さん、音楽は?」と聞かれてしまいました。

「はい。MP3プレイヤーには、アニソンばっかり詰まっています!」などと答えられるはずもなく、「すみません。ほとんど聞いていないので、一度、コンサートに行こうと思います」と返してしまいました。

ただ一応、このように返したのには理由があって、この仕事を始める前に、楽団の上の方にいろいろと意見を求められたので、「是非、プリキュアの曲をオーケストラでっ!」、「のだめカンタービレではっ?」、「マクロスFとかもどうでしょう?」などと話したところ、「そういうのは、ちょっと時間をかけよう」と釘を刺されたため、こっち方面の話は、できるだけ避けるように心がけているのです。

そういうわけで、しばらくはちょっと猫をかぶりつつ、他のことからジワジワやっています。ただ、そのうちアニソンばっかり演奏する楽団が出てくるかもしれません。そのときは、要注意ですぞっ!

《おまけ》
「咲-Saki-」のEDテーマが変わってしまったと嘆いていました(「入替え早くない!?」参照)が、また元に戻りましたね。うんうん、やっぱりこの曲は愉快でいいですな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする