ピクミンさんから貴重なコメントを頂きました。↓↓↓
胃がん検診 (ピクミン)
2009-08-15 07:19:50
胃がん検診(胃透視)で母が要精検だったので心配です。
胃がんの確率が高いのでしょうか?
大抵は心配ないです。 (すきくぴ)
2009-08-15 10:21:58
ピクミンさん、初めまして、管理人すきくぴです。
ご質問ありがとうございます。
さて、お母さまが胃がん検診で、要精密検査となり、胃がんである可能性が高いのか??と心配されている質問なのですが、結論から申し上げると、大抵は良性疾患が多いので、あまり心配する必要はないと思います。
なぜかというと、人間ドックや集団検診などの胃がん発見率全国平均がおよそ0.08~0.15%くらいといわれおり、これは10000人が受診して、結果的に胃がんであった人の割合は、8~15人くらいということを意味します。
そして、実際に要精密検査となる割合はおよそ5~10%くらいと言われています。
これは10000人受診されたら、500~1000人の方が、後日胃カメラを受けてくださいと勧められる人の割合です。
500~1000人の方が内視鏡検査を受けて、実際に胃がんであった人の割合は8~15人になる計算になります。
実際の検診現場での精密検査結果は、良性のポリープであったり、潰瘍であったり、または潰瘍ができて治ったあとの傷跡。いわゆる潰瘍瘢痕であったりがほとんどです。
あと胃透視では食物残渣によって病変に見えてしまって、内視鏡検査をしてみたら病的には見えず、結果的には異常なしとされるケースもまれにあります。
ちなみにお母さまはピロリ菌陽性の方なのでしょうか??
ピロリ菌感染であったり慢性胃炎であったりすれば、胃がんのリスクが高まります。
しかし、ピロリ菌に感染していたり慢性胃炎であっても、特別悲観される必要はないように思いますよ。ちなみに高齢の方ではほとんどの方が該当しています。大切なことは、定期的に受けられることだと思います。
胃がん発見率や要精密検査の数字は、食生活が違ったり、年齢層の幅によっても変わってくるので、上に挙げた数字がすべて当てはまるわけではありませんが、平均ということで、参考にしていただけたらと思います。
長々とすみませんでした。
一つの参考にしてみてください。
また何かあれば言ってくださいね。
ほとんどの方は命には別状のないことが多いですよ。
ありがとうございました (ピクミン)
2009-08-15 12:27:35
詳しく教えていただきありがとうございました。
かなり安心しました
休み明けに病院に検査には行くのですが、気になってたので、安心できました。ピロリ菌に関しては、分からないみたいです。
何年か前に一度胃カメラは受けた事があるみたいですが、その時は異常なしだったみたいです。
ピロリ菌がいるかどうかは検査してないみたいです。安心できたので、本当にありがとうございました!
良かったです。 (すきくぴ)
2009-08-15 18:09:50
ピクミンさん、安心してくれたようで、こっちも安心しました。
以前、内視鏡検査を受けて異常がなかったことについてなのですが、
胃透視をやっていて、一見所見があるかのように見えてしまう人もいます。
例えば、炎症などで胃粘膜のヒダが太かったりするケース。念のために内視鏡を受けるようにと、勧めることもあります。
しかし、内視鏡検査を施行しても炎症を起こしているはわかるが、明らかな異常所見は認められないので、経過観察となるケースがあります。
こういった方は胃透視では粗大レリーフや、ヒダ肥厚という所見などをつけて、要精密となります。
毎回、胃透視で要精密となる方はこのような場合が多いです。
あとは、先ほど話したように、食べ物の残りかすや、空気を膨らませる顆粒状の発泡剤などの残りかすなど、たまたま胃透視で所見があるように見えてしまったケースもあります。
これら2ケースは、残念ながら胃透視不向きである方です。なぜかというと、毎回所見があるように怪しく写ってしまうからです。どうしても日に何人かは、胃透視では発見困難と予想される胃に出会います。
もし、ピクミンさんのお母さまも、毎回要精密となるのなら、初回から内視鏡検査で、検診を受けられたほうが良いのかもしれません。
またまた長くなりましたが、頻繁に要精密となるようでしたら、初回から内視鏡検査を受けてみてください。
今度の要精密検査でも、大したことがなければ良いですね。
胃がん検診 (ピクミン)
2009-08-15 07:19:50
胃がん検診(胃透視)で母が要精検だったので心配です。
胃がんの確率が高いのでしょうか?
大抵は心配ないです。 (すきくぴ)
2009-08-15 10:21:58
ピクミンさん、初めまして、管理人すきくぴです。
ご質問ありがとうございます。
さて、お母さまが胃がん検診で、要精密検査となり、胃がんである可能性が高いのか??と心配されている質問なのですが、結論から申し上げると、大抵は良性疾患が多いので、あまり心配する必要はないと思います。
なぜかというと、人間ドックや集団検診などの胃がん発見率全国平均がおよそ0.08~0.15%くらいといわれおり、これは10000人が受診して、結果的に胃がんであった人の割合は、8~15人くらいということを意味します。
そして、実際に要精密検査となる割合はおよそ5~10%くらいと言われています。
これは10000人受診されたら、500~1000人の方が、後日胃カメラを受けてくださいと勧められる人の割合です。
500~1000人の方が内視鏡検査を受けて、実際に胃がんであった人の割合は8~15人になる計算になります。
実際の検診現場での精密検査結果は、良性のポリープであったり、潰瘍であったり、または潰瘍ができて治ったあとの傷跡。いわゆる潰瘍瘢痕であったりがほとんどです。
あと胃透視では食物残渣によって病変に見えてしまって、内視鏡検査をしてみたら病的には見えず、結果的には異常なしとされるケースもまれにあります。
ちなみにお母さまはピロリ菌陽性の方なのでしょうか??
ピロリ菌感染であったり慢性胃炎であったりすれば、胃がんのリスクが高まります。
しかし、ピロリ菌に感染していたり慢性胃炎であっても、特別悲観される必要はないように思いますよ。ちなみに高齢の方ではほとんどの方が該当しています。大切なことは、定期的に受けられることだと思います。
胃がん発見率や要精密検査の数字は、食生活が違ったり、年齢層の幅によっても変わってくるので、上に挙げた数字がすべて当てはまるわけではありませんが、平均ということで、参考にしていただけたらと思います。
長々とすみませんでした。
一つの参考にしてみてください。
また何かあれば言ってくださいね。
ほとんどの方は命には別状のないことが多いですよ。
ありがとうございました (ピクミン)
2009-08-15 12:27:35
詳しく教えていただきありがとうございました。
かなり安心しました
休み明けに病院に検査には行くのですが、気になってたので、安心できました。ピロリ菌に関しては、分からないみたいです。
何年か前に一度胃カメラは受けた事があるみたいですが、その時は異常なしだったみたいです。
ピロリ菌がいるかどうかは検査してないみたいです。安心できたので、本当にありがとうございました!
良かったです。 (すきくぴ)
2009-08-15 18:09:50
ピクミンさん、安心してくれたようで、こっちも安心しました。
以前、内視鏡検査を受けて異常がなかったことについてなのですが、
胃透視をやっていて、一見所見があるかのように見えてしまう人もいます。
例えば、炎症などで胃粘膜のヒダが太かったりするケース。念のために内視鏡を受けるようにと、勧めることもあります。
しかし、内視鏡検査を施行しても炎症を起こしているはわかるが、明らかな異常所見は認められないので、経過観察となるケースがあります。
こういった方は胃透視では粗大レリーフや、ヒダ肥厚という所見などをつけて、要精密となります。
毎回、胃透視で要精密となる方はこのような場合が多いです。
あとは、先ほど話したように、食べ物の残りかすや、空気を膨らませる顆粒状の発泡剤などの残りかすなど、たまたま胃透視で所見があるように見えてしまったケースもあります。
これら2ケースは、残念ながら胃透視不向きである方です。なぜかというと、毎回所見があるように怪しく写ってしまうからです。どうしても日に何人かは、胃透視では発見困難と予想される胃に出会います。
もし、ピクミンさんのお母さまも、毎回要精密となるのなら、初回から内視鏡検査で、検診を受けられたほうが良いのかもしれません。
またまた長くなりましたが、頻繁に要精密となるようでしたら、初回から内視鏡検査を受けてみてください。
今度の要精密検査でも、大したことがなければ良いですね。