バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

CT Gastrography (CTで胃をみる2)

2014年07月28日 | CT
こんばんは、すきくぴです。
昨日に続きCTでわかる胃の3D、CTGastrography(CTガストログラフィー以下、CTG)についてお話します。CTGは、あらゆる角度から胃の3D像を把握することができます。
そのため胃壁にある所見を調べることができます。
ただし、胃の粘膜がわずかに炎症を起こしている場合や、早期の胃がんの種類によってはCTGではわかりにくく、胃X線や胃内視鏡検査のほうが病変発見には優れています。進行胃がんですとほとんどの場合、CTGでわかります。
このCTG画像は私の胃ですが、発泡剤を飲み検査台の上に寝て、息を止めるだけです。
非常に楽です。胃X線のように動くことやバリウムを飲む必要はありません。
またゲップの我慢は必要ですが、CTGは寝たままの検査なので、胃X線のようにゲップが出やすいこともありません。
CTGは今後、普及する可能性を少なからず秘めています。




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