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バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

バリウム誤嚥  顎を引いて飲む

2009年11月18日 | 胃X線を受診される方へ
こんばんは。

今日はバリウムの飲み方と、誤嚥(ごえん)について話します。

バリウムによる誤嚥は、女性よりも男性のほうが頻度が高いようです。

さてこの誤嚥、しやすいときとはどういった場合なのでしょうか。

胃透視をしていると、顎をあげて飲むときに多いような気がします。
勢いよく飲もうとし、顎をあげるため、気管にバリウムが入り込みやすいのでし
ょう。
また、飲み始めは顎を引いていても、最後の一口になった場合に、顎をあげ、ご
えんするケースもあります。

これらに共通している点は、顎を上げてしまっていることです。

最後まで顎を引きぎみにして飲む。

これが誤嚥を防ぐ方法かと考えております。

受けるかたは、ぜひ慌てずに顎を上げずに、バリウムを飲んで検査を受けてほし
いと思います。