蓮池の代掻き

今日は庭先の蓮池の耕起、代掻きをする・・・
レンコンの芽が動かないうちに済ませたいし・・池の周囲のカキツバタや黄菖蒲、半化粧などの芽が動く前に耕耘機を入れたいからである・・・

２月中に蓮池の手入れをするのは、斐川の荒神谷の古代蓮の世話をされている人に聞いてからである・・
それまでは、４月に入ってから蓮池の耕耘、代掻きをしていた・・・

早くから蓮池の代掻きを済ませておくと・・・
早合点した蛙たちが早速に卵を産むことがある・・・
まだ寒い、早春の夜中にカエルの声を聞くのも・・蛙には可愛そうだが、春を呼び寄せるようで風流なものだ・・・

今年は蓮池の手入れにも気合が入る・・・
病が判ってから半年ばかりで亡くなった義弟の初盆には、沢山のハスの花を手向けようと思っている・・・

蓮の茎には無数の穴が開いている・・・
愛煙家だった義弟が、極楽浄土で蓮の台に座りながら、花の茎をパイプ代わりに、ぷかりぷかりと煙草を燻らせる姿を想像して・・・
蓮池の代掻きを済ませた。