村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

マムシを殺すは農村の掟

2019年07月24日 | Weblog
2~3日前から、蓮池のほとりで嫌な臭いを感じていた・・・
マムシの匂いである・・・

マムシは獲物を襲う時や、攻撃を受けたときに独特の匂いを出すと言われている・・・
古老から聞いたマムシの匂いは、お女郎さんの白粉の匂いだと言う事だったが・・・
私の青年時代でも、もはやお女郎さんの白粉の匂いを体験することは無かった・・

山椒の匂いに似ていると言うのが、地区の大人たちの一般的なマムシの匂いだった・・

山村に住んでいると、子供のころからマムシを見る機会は多かった・・・
当然匂いも嗅いでいたが・・・これと言って定義づけることが出来なかったが・・・

漠然と・・マムシの匂いを実体験から脳が覚えていたようである・・・

蓮の花が咲きだしたので、池の周囲の草を刈っていると・・・のろのろと動く短い蛇が居た・・
マムシは、胴回りが太くて短い・・・ツチノコ伝説はマムシを見たのではないだろうかと想像している・・・

農村で生活して人間は・・マムシに対しての反応は早い・・・
棒きれで一撃・・素早く首をはねる・・・

マムシを見つけたら、必ず殺す・・と言うのが農村に住む人の子供のころからの掟である・・・

殺したら、皮を剥いで軒先に挿して置き・・・滋養強壮や、出来物の膿だしに使うのも習いだったが・・
流石に、今はやらない・・・
高齢者には、滋養強壮も、出来物の膿だしも・・あまり必要が無くなった・・・

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