７人の侍

隣の集落のＨさんの田圃へイノシシが出たそうである。
水車の会の会長Ｈ氏と電牧のセットを持って行ってみると・・・・
７畝ばかりの田圃がほとんど全滅状態だった。

倒されないで立っている稲も、よく見ると穂先が無い！
もう少しで収穫と言う時期にこれではたまらない！　春からの努力が一夜にしてフイになる。　　山間の百姓の辛い所である。

荒らされた田圃の下に位置する田圃にもイノシシの歩いた跡がある。
まだ荒されていない田圃へも行って見たが・・・周囲の草の状態から早晩イノシシの襲撃は？避けられないだろう。

耕作者のＨさん夫婦は、近頃病気がちで田圃の管理もままなら無いとか？
しかも、高齢のおばあさんも在宅で看病しておいでだ！

嗚呼！！　少子高齢化社会の山村の行く末には、暗雲が立ち込める。
野盗から村を守る７人の侍よろしく駆けつけてみても・・・・・

私の刀も槍も・・・さび付いている。・・・援軍が欲しい！