自給生活の助っ人

お正月の用意に、家内が筍の塩漬けを出していた・・・
今年の春・・・筍が豊作だったので漬けておいた筍である・・

子供のころは、何ごとか家庭内で行事があると、母は、塩出しするために、門を流れる小川に笊に入れた塩漬けの筍を浸していた・・・・

その匂いが嫌で、近年は筍の塩漬けを止めていたが・・・
昨年、少しばかり漬けて見たところ意外と美味かった・・・

歳のせいだろうか・・？　加齢とともに味覚も変わると言うのは本当らしい・・・

塩漬け用の筍は、包丁持参で竹山に入り・・・皮を剥いで漬けられるばかりにして持って帰ることにしている・・・

夏に一度、樽からだして食べた時には、市販の水煮の筍と変わらないぐらい美味かった・・・
自給生活の助っ人として、有力な保存食である。