ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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思い込みが病気を作る

2017-02-28 | 育児
  できない自分を責めるということは、できない自分を認めることができないということになります。

 認めることができれば、できない自分だと言われてもそうなのだから、仕方がないと諦めることができます。

 それができないのは、できる自分への思いが強いからです。


 ただ、 「できない自分」・・・・これも思い込みです。この思い込みが強ければ、次第に自分を責め始めることになります。

 それは、脳は部分を全体にしてしまう傾向があるからです。

  実際の行動に問題があってできなかったとしても、その行動を作り出した自分が悪いと思うようにしてしまいます。(行動=部分で自分=全体)
 
 そして、すべて自分が悪いということになってしまいます。これも思い込みです。

 一つの行動ができなかった時、その行動そのものを何とかできると考えれば、自分を責めることはありません。

 しかし、これを責めるのは、自分がもっている別の価値観が関わっています。例えば、完璧を求めていたり、見栄を大切にしていたりすると一つの行動ができなことは、その背景となっている完璧さや見栄を傷つけることになってしまいます。

 これが、できない自分を許せないことになります。

 ですから、できない自分だとあきらめたり、できない自分を認めたりすることができません。

 このような価値観が自分を苦しめているにも関わらず、その価値観を捨てることができません。

 これは長年培ってきた価値観ですから、そんなに簡単に捨てられません。脳が強力に守っています。

 これが強くなりすぎると自分の体までも弱らせてしまいます。



 それが、原因で、うつ病やストレス症を患うことにもなってしまうことがあります。

 
 そうなる前に、自分の価値観を緩めることができればいいのですが、相手は無意識です。
手ごわい相手です。

 これには、特別な方法を使うしかありません。

 いったん自分から離れて自分を見る。・・・・・視野が狭くなり自分しか見えない状況から抜け出すことになります。

 自分の力でできなければ、人の力を借りるしかありません。



 ・タイムラインを使って、過去から現在までの自分を見つめる
 ・できない原因を自分ではなく、できなくした理由を具体的に見つける
 ・意思をもつこと(今の状況をよくしたい)
 ・できることを決めて、実行に移す。

 過去を振り返れば、必ず乗り越えてきた事実が見えてきます。それを頼りにしながら、これからも変化できる自分を信じるからこそ、始められます。


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