ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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今をつくり出す

2008-04-30 | 育児
 目の前の子どもを何とかしたいという思いが,自分を動かす。ただ,したいことがたくさんあるとできないことが多いと苦しんだり,諦めたりしてしまう。
 まだ,5月に入る時期だからこそ,焦らないでじっくりと1つの事に取り組みたい。
<1つの事をじっくりと取り組むことのよさ>
・教師のこだわりとして子どもに映る。
・子ども同士の助け合いや注意のし合いが増える。
・できるようにしたいと子どもの中に課題が生まれる。
・できたときの充実感を味わうことができる。
・できるまでの過程をじっくりと見つめることができる。
・次の取り組みの見本となり,同じ歩み方をすることができる。
・つまずく原因が明らかになる。
・原因を取り除く方法が新たな取り組みの中で生じるつまずきを取り除く時の参考になる。
・1つのことを全員で取り組んだ経験となり,みんなでやったという自信につながる。
・「できたから,きっと次もできる。」と次の取り組みへの意欲につなげることができる。
 一つ一つにじっくりと取り組むためには,たくさんのしたい事に順序をつけ,順番に支援を行う。また,取り組みの足跡を教室の掲示に利用し,子どもたちの意識が消えないようにする。この取り組みをきっかけに必ず子どもたちは成長すると信じて粘り強く取り組みたい。
 教師は常に願いを実現し続ける存在でなければならない。この願いを実現し続ける取り組みを子どもたちは見ている。そして,「決して諦めないことが実現につながっていく。」と感じるはずだ。