ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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まずは,信頼関係を築く

2008-04-07 | 育児
 学級作りを始める基盤となるのが、子どもとの信頼関係。信頼関係を築くためにすることは、次の3つから考えられる。
1 子どもの存在を位置づけること(「~さん」、「~さんらしい」)
 「ちゃん」や「呼び捨て」で呼ぶことは、子どもを一人の人格者として呼ぶには不適切。相手に対する敬意が感じられない。
 意見を聞くときに、自分の都合のよい聞き方でいるのか、その子らしさとして聞くのかは大きな違いがある。(「他には?」と「他の子は?」では違う)
 行動を見るときに、自分にとって都合のよい行動とみるかその子らしさとしてみるかによって大きな違いがある。(気に入る気に入らないではない。)
2 言動を認めること(「すごいね。」「すばらしいね。」)
 どんな言動を認めるかは、教師次第。自分が大切にしたい言動を認めることが学級作りとなる。しかし、できないからだめだということではない。できるように努力する姿も認めることで子どもたちは安心して教師についていくことになる。
(学級作りに必要な聞く姿、指示への反応など細かいこと一つ一つへの子どもの言動に対して認めることが学級作りの質を高める。どの子どもも認められることが大事)
3 頼ること(「ありがとう。」)
 「私はあなたを信頼しているよ。」という思いを直接伝え、それに答えてくれたことへの感謝の気持ちを伝えることが信頼関係をより深くすることになる。つまり、教師の指示で動いたにしても思い通りに動いたというのではなく、教師の願いをわかって動いてもらえたという感覚をもつことであり、動いてくれたことへの感謝の気持ちを伝えることが信頼関係を深めることになるということである。