大丈夫、立ち上がる力をもっているから

子どもを叱った後、ふさいでいる子どもがいた。
子どもたちは、心配そうに見ていた。
「みんないいよ。彼はちゃんと立ち上がる力をもっているから、大丈夫。」
と子どもたちに諭し、席に着かせた。
　子どもの可能性を信じ、見守る姿に熱い教師の思いを感じることができた。

出口はどこ？

　することに流されると出口が見えなくなります。
毎日の生活に追われ、どんな姿になればよいのか、子どもの姿をイメージしていないと指示が多くなります。子どもが考え、どのように生きたらよいのかを決め、行動させるには時間が必要です。
　その時間を与えないでいると、指示待ちの子どもになります。
　決める時間が短いと、決めるのに時間がかかる子は取り残されます。
　・子どもの様子に合わせて時間がどれ程必要なのかを見極めること
　・生き方が決められない子どもには選択する余地を作ること
　一人一人が大事なのです。どの子もできるようにしたいものです。自分のめざす出口はっきりさせたいものです。