ひよりの音楽自己満足

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結月そらさん・Daniさん  碧い森の、世界の向こう

2013-01-05 07:35:19 | J-POP
 プログレバンド<KBB>や<taika>等でベーシストとして活躍され、エンジニアやコンポーザーなど、音楽界で幅広く活躍される<Daniさん>。舞台俳優としても、シンガーソングライターとしても活躍されている<結月そらさん>。2011年にお二人のコラボレーションアルバム「時が廻る、世界の向こう」が発表されました。こちらでも紹介させていただきましたが、それが素晴らしい作品で、ぜひお二人のコラボをこれからも続けてほしいと願っておりましたが、翌2012年に期待通りに2作目となるこの「碧い森の、世界の向こう」。を発表してくださいました。メルヘンチックな水彩画のジャケット、コンセプトアルバムということもあり、願いや祈りなど、様々な想いが込められているかのように推測されます。そして今回はすべて生演奏で、そらさん・Daniさんの他、ギター<折倉俊則さん>、キーボード<圭輝さん>、ドラムス<谷本朋翼さん>という強力なメンバーで、さらにヴォーカル<遊女さん>が迎えられ、そらさんとのツインヴォーカルで聴かせてくれます。
 アルバム1曲目は「ドコカノナニカ」。ダイナミックなリフからミドルテンポでパワフルにはじまって、ギターのメロウなフレーズがながれ、パワフルなツインヴォーカルが綺麗にハモって、そして伸びやかに力強く。ダイナミックで躍動感たっぷりに、しかも美しいかっこいい曲ですね。
 2曲目は「ウミヲコエタドコカ」。ハイハットからムーディなギター&ベース、そして美しいクリスタルサウンドのキーボードの音色が幻想的にひびき、しっとりとした美しいヴォーカルがはいって。そして途中パワフルなリフがアクセントにはいって緊張感が。終盤ではミドルテンポでダイナミックに。メロトロン風サウンドの哀愁ただよう響きと、パンチのあるヴォーカルが相まって印象深いです。
 3曲目は「ソラヲコエタドコカ」。シンセサウンドをバックにギターのしっとりとした音色がゆったりと響き、そこにスキャットがはいって徐々にドラマティックにダイナミックに。そしてアップテンポの変拍子でリズミカルなヴォーカルが。バックではオルガンが響き、ギターとベースがテクニカルなリフを。間奏ではテクニカルなモーグソロが。ここでもベース弾きまくりで。中盤ではリズミカルなピアノをバックにヴォカルが力強く歌い上げて。そしてギターのエモーショナルなソロへ。ドラムもベースも弾きまくり叩きまくりで。終盤ではツインヴォーカルで違う歌詞を歌い、その後ミドルテンポでドラマティックに美しくハモって。バックではギターが伸びやかでメロウなフレーズを奏でて。歌だけを聴くと綺麗なポップですけど、バックが弾きまくり叩きまくりでめっちゃ聴き応えありますね。特にベースがうねりまくって躍動感たっぷりでかっくいい!
 4曲目は「ヤマヲコエタドコカ」。パワフルなドラムフィルからアップテンポでロックしてはじまって、ベースがうねるなか、メロトロンサウンドが響き、そしてパワフルでリズミカルなヴォーカルがダンサブルなリズムでながれて。スリリングにドライブしてます。サビはダイナミックでメッチャパワフルで。間奏ではおしゃれなピアノリフとうねるベースをバックにエモーショナルなギターソロが。その後リズムがとまって神秘的な感じになり、しっとりとしたヴォーカルが美しいピアノをバックにゆったりと。それが徐々に盛り上がって、再びスリリングにダイナミックに。迫り来るようなスリル感がたまらないですね。
 5曲目は「ヨユヲコエタドコカ」。リズミカルながら優しいキーボードの音色が響き、そこにヘヴィなギターリフがはいるも、ヴァースではミドルテンポでクリスタルな浮遊感のあるキーボードサウンドをバックに可愛らしいヴォーカルがはいって、そしてサビで歌い上げて。アニソン系のポップなラブソング調ですね。間奏ではエモ-ショナルかつテクニカルなモーグソロが。その後ヴォーカルがはいってドラマティックに歌い上げて盛り上がって。終盤でもエモーショナルなギターソロが。
 6曲目は「碧い森の、世界の向こう」。ミドルテンポのピアノリフからしっとりとはじまって、味わい深いベースのメロディが響き、可愛らしいスキャットから印象的に。そして力強いツインヴォーカルがはいって、アップテンポで変拍子ながら明るくリズミカルにダンサブルに。サビではパワフルにダイナミックに。中盤ではパワフルなリフからドラムが叩き幕って、さらにヘヴィなベースソロが。その後ヴォーカルがはいって歌い上げて盛り上がって。
 歌はポップで可愛らしくて素敵で、さらにはバックがめっちゃテクニカルにロックしててすっごい聴き応えあります。ベースもドラムも弾きまくり叩きまくりで、ギターもキーボードもすごく印象的ね音色を響かせていて聴きところ満載で何回でも繰り返して聴きたくなりますね。打ち込みでは有り得ない生演奏ならではのグルーブで、素晴らしいアルバムです。もしもかなうならばぜひともライブを観たいものです。

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