ひよりの音楽自己満足

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西山瞳さん NHORHM

2015-12-17 22:57:29 | ジャズ
 先日、いつものように某CD店のHPをチェックしていたところ、HR/HMの名曲のJAZZアレンジのアルバムが発表されたとのことで、ちょっと気になって詳細を見てみると、知っている曲は4曲くらい。なのでちょっとためらったのですが、ジャケットを見てすぐにポチっちゃいました。(ジャケットの女性は、モデルの藤崎ルキノさんです)
 このアルバムは2015年に発表された女性ピアニスト<西山瞳さん>率いる<NHORHM/New Heritage Of Real Heavy Metal>というユニットの同タイトルの作品です。ライナーノーツによると、西山さんはずっとクラシックピアノを習っていて、高校生の時にYM氏の「The Seventh Sign」を聴いて感動し、HR/HMに目覚め、1年間ピアノ練習を休止してHR/HMにのめり込んだそうで。その後、大学ではJAZZ研に入部されてからはHR/HMから離れたそうで。で、近年に音楽プロデューサーとアニソン他の雑談をしていた時に、アニメタルの話になり、そこから“メタルをJAZZでカヴァー”という話になってこの企画がはじまったそうで。で、HR/HMをチェックして聴きまくり、西山さんがハマった90年代のメタルから70年代の名曲や最近の曲などが選曲されたそうで。(ちなみに西山さんは“人間椅子”のライブも観に行かれたことがあるとのことで、ちょっと嬉しい♪)
 トリオ編成のメンバーは、ピアノ西山さん、
 アルバム1曲目は「In the Dead of Night / UK」。まずはピアノが流麗にしっとりと奏でて。そしてアップテンポのピアノのリズミカルなリフからそのまま綺麗でテクニカルなソロへ。その後メロウなリフ、流麗なリフからゆったりと。
 2曲目は「Walk / Pantera」。アップテンポのシャッフルモードではじまって、ピアノとベースのダークなリズミカルリフがながれて。そしてピアノの綺麗でリズミカルなリフからそのままピアノのエレガントな感じのリズミカルなソロが。その後ピアノリフから叩きまくりのドラムソロへ。終盤ではグルーヴィなベースリフからピアノの綺麗なリズミカルリフがながれて。
 3曲目は「Men on the Silver Mountain / Rainbow」。ピアノのアップテンポのパワフルでリズミカルなリフが。そしてベースのテクニカルなソロ、続いてピアノのテクニカルなソロ、さらに叩きまくりのドラムソロが。ラストなピアノのパワフルでリズミカルなリフが。
 4曲目は「Skin O’ My Teeth / MEGADETH」。まずはパワフルに叩きまくるドラムソロが。そしてカウントからダイナミックなリフがはいって、アップテンポのリズムにのってパワフルでリズミカルな女性ヴォーカルがはいって。その後ピアノのエレガントな感じのソロが。
 5曲目は「Fear of the Dark / Iron Maiden」。ピアノがしっとりと美しく奏で、アコギが哀愁たっぷりにメロウに奏で、ユニゾンでドラマティックに。その後ピアノのメロウで美しい音色が響き、そこからアコギのエモーショナルなソロが。終盤ではピアノの美しく力強いソロが。ラストはメロウにドラマティックに、そしてしっとりと。
 6曲目は「Upper Levels / ANGRA」。グルーヴィなベースリフからアップテンポのリズミカルなリフがはいって、ドラムのリム叩きのリズムにのってピアノのエレガントな感じのリズミカルリフがはいって、叩きまくりドラムからパワフルにスリリングに盛り上がって。その後ピアノのリズミカルなリフからドラマティックに盛り上がり、パワフルでスリリングなリフからベースのテクニカルなソロ、続いてピアノのテクニカルなソロも。終盤では一旦静かになって、グルーヴィなベースリフから再びピアノのテクニカルなソロが。ラストはパワフルなリフと叩きまくりドラムで盛り上がって。
 7曲目は「悪魔の輪舞曲 / BABTMETAL」。フレットレスベースのリズミカルなリフからピアノのリズミカルなリフがはいって、ベースがしっとりと哀愁たっぷりに奏でて。そしてピアノとベースのユニゾンリフからピアノのしっとりとしたソロ、続いてベースのエモーショナルかつテクニカルなソロが。ラストは力強くドラマティックに。
 8曲目は「Demon’s Eye / Deep Purple」。ベースのリズミカルなリフからトランペットのフィルがはいって、シュッフルモードでピアノとベースのユニゾンリフがながれ、トランペットが力強くのびやかに奏でて。その後トランペットのテクニカルなソロ、SWINGモードでのピアノソロが。終盤ではピアノとベースのリズミカルなリフにのってトランペットがのびやかに奏でて。この曲はわりと原曲に近いかな。
 9曲目は「The Halfway to Babylon / 西山瞳」。ピアノのエレガントでリズミカルなリフからはじまって、ピアノのスリリングでテクニカルなソロへ。叩きまくりドラムとともに盛り上がって。続いてベースのグルーヴィなリフからそのままスリリングでテクニカルなベースソロが。その後ドラムも叩きまくり、そのままドラムソロへ。ラストはピアノのリズミカルなリフから叩きまくりドラムとともにダイナミックなブレイクをキメて。
 10曲目は「Green-Tined Sixties Mind / Mr.BIG」。ピアノの綺麗で流麗なリフが爽やかにながれ、アップテンポのリズムにのってSaxがのびやかに爽やかに奏でて。そしてピアノのリズミカルなリフからSaxの力強くリズミカルなソロが。
 本編のアルバムはここまでですが、某CD店で購入すると1曲収録されたCD-Rがおまけで付いてくるのですが、それが西山さんが高校生の時に感動された曲です。なんで本編に収録されなかったのかわかりませんが。大人の事情なのかな?
 ピアノのパワフルでリズミカルなリフからはじまって、ダイナミックなリフが。そしてパワフルなリズムにのって、ピアノのリズミカルなソロで盛り上がって。その後ピアノのダークリフからドラムの叩きまくりソロが。
 自分は元曲を知らない曲が多いのですが、完コピではなく、原曲のリフやメロをモチーフとしたJAZZアレンジ曲が多いのかも。自分が何百回何千回と聴いた大好きな「Men on the~」も最初は何の曲かわからなかったし。でもでもこれはこれでJAZZアルバムとしても楽しめ、JAZZに興味のあるRockファンにも楽しんでもらえそうな素敵なアルバムですね。聴きこんでいくと様々な発見もあるでしょう。Youtubeにもこの<NHORHM>のライブ動画がUPされていますので、いつか機会があればライブも観に行きたいっす。

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