ひよりの音楽自己満足

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堀井勝美さん 1

2008-10-28 00:05:45 | フュージョン
 いつも会社の帰りに寄る某CD店のJAZZ・フュージョンコーナーで<堀井勝美さん>というお方のアルバムを見つけました。ジャケットが瑞々しく爽快感たっぷりで素敵なデザインだったもので、まずは家に帰って堀井さんのことを調べてみようかと。
 堀井さんは、音大卒業後に<三枝成彰氏>のもとで学ばれ、作曲・編曲家そしてプロデューサーとして活躍しておられます。TVドラマ・映画・アニメ・CMソング・舞台の音楽など幅広く手がけており、各方面から高い評価を得ておられます。TVでは某国営放送ものが多く、映画・アニメでは「ドラえもん」の長編映画など、そして多くのCMソングも担当されています。
 そして・・・堀井さんは1987年から1998年までの11年間に<堀井勝美プロジェクト>としてフュージョン系のアルバムを13枚発表されているんです。作曲・編曲を堀井さんが手がけ、アルバムごとに様々なミュージシャンに参加してもらって制作されたようです。しかもそのミュージシャンとは大物ばかり。難波弘之さん、鳴瀬喜博さん、土岐英史さん、向谷実さん、本多俊之さん、本田雅人さん等など。そして美しいジャケットは<鈴木英人さん>が手がけられたそうです。こうなるともう聴かずにはいられません。翌日即2枚購入しました。
 で、まずは1989年に発表された4枚目のアルバム「Front And Rear」です。1曲目は「Sparkling Water」。ミドルテンポのエモーショナルなギターが素敵な曲。とっても爽やかなサウンドですね。ブラス調のキーボードサウンドも絶妙ですね。 2曲目は「Megalocity Nighthawk」。ミドルテンポのキリッとしたサウンドにSaxの音色が映えてすっごくおしゃれですね。
 3曲目は「An Empty Suitcase」。ゆったりとしたトワイライトな感じのムーディなバラードソング。Saxの艶っぽい音色がたまりませんね。 4曲目は「Oneway Traveler」。ミドルテンポのトロピカルでファンキーな曲。綺麗なメロディです。中盤にはかっちょいいSaxソロ、そしてアコースティックギターのトロピカルなソロも。
 5曲目は「Magic Chair of a Fortune Teller」。ゆったりとしたほのぼのする感じの曲ですね。ピアニカみたいな音色の素朴な感じ、いいですねぇ。 6曲目は「Funny Sidekick」。サンバのようなラテンリズムの軽快な感じからはじまります。が、Saxソロなんかとってもハイセンスって感じ。
 7曲目は「Seaside Casino」。ミドルテンポのテクノリズムにのってSaxが心地よく踊っているような感じ。後半には綺麗なピアノソロ、そしてアグレッシブなSaxソロが。 8曲目は「What’s New, Mr,Jolly Joker」。ピアノリフからはじまるアップテンポの軽快でとっても爽やかな曲。ノリノリです。中盤のハードなギターソロ、めっちゃかっくいいっす。
 9曲目は「Astral Wonderland」。スペーシーなサウンドからはじまるミドルテンポのリズミカルでファンキーな曲。アグレッシブなSax、そしてそれを支えるベース、かっくいいっすね。 10曲目は「Humm, Alone at Last」。ゆったりとしたSaxソロから静かにはじまって、ミドルテンポの跳ねるような心地よいリズムで展開していきます。ソフトなサウンドですね。 
 全体にエコーがほどよくかかって、そして音がキラキラ輝いているような印象を受けます。都会派のとってもおしゃれなフュージョンサウンドですね。

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