ひよりの音楽自己満足

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12.12.15 SPECIAL PROVIDENCE

2012-12-23 18:28:34 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2012.12.16 吉祥寺SILVER ELEPHANT
<PROGRESSIVE LIVE 2012>
 2011年秋に<SPECIAL PROVIDENCE>というバンドが来日して<KBB>と対バンするイベントがあったんですよね。私はKBBが観たくて速攻予約しましたが、どういうわけか来日中止になって、KBBのワンマンライブになったんですよね。私にとってはめっちゃ嬉しかったっす。で、今年2012年秋に再び<SPECIAL PROVIDENCE>が来日してKBBと対バンとのことで、KBB観たさに同じく速攻で予約して楽しみにしていました。当日近くになっても中止というお知らせはないので、今回はちゃんと来日するのかなと。

 さて当日。おそらくKBBが先だろうから、KBBだけ観て帰ろうかなぁ~なんて思ってました。で、早めにお店に着いたので先にチケットを購入して。するとリハの音が聴こえてきて、どうやら先に演奏するのは<SPECIAL PROVIDENCE>のよう。なんだ、今日は早く帰れないか。まあせっかくだから<SPECIAL PROVIDENCE>観てみようか、なぁ~んて感じで私は全く期待してなかったんですね。
 <SPECIAL PROVIDENCE>、ハンガリーのテクニカル・プログレ・フュージョンバンドで、結成は2004年。イギリス・フランス・ドイツなど、ヨーロッパ各地で精力的にライブ活動を行っていて、アルバムもこれまでに3枚発表しているそうです。メンバーは、キーボード<Csery Zoltanさん>、ギター<Kertesz Martonさん>、ベース<Fehervari Attilaさん>、ドラムス<Marko Adamさん>の4人編成です。今回のJAPANツアーは、下北沢で13日と16日、吉祥寺シルエレで14日と15日の4日間ライブのようです。

 開場時間になり、番号順で入場してフロアーへ。良い番号ではなかったのですが、なんとか席をGETです。ステージは向かって左に4台のキーボードセット、となりにレッドボディの5弦ベースが。中央は2タム1バスのドラムセットがサウスポー用にセットされています。ステージ右には黒ボディの7弦ギターが。

 18時半を過ぎたころ、フロアーが暗くなってメンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。若そうなガッチリしたイケメン4人です。ギターはわりと高い位置で弾くようです。ドラムはヘッドホンをしてクリックを聴きながら叩くようです。

※曲名が全くわかりません。すみません。

 1曲目。カウントからシーケンスのテクノリズムがながれ、ベースのパワフルなリフから変拍子のパワフルなリズムがはいって、ピアノのしっとりと綺麗な音色がながれ、ベースがパワフルなチョッパーリフを。そこにミドルテンポのドコドコドラムがはいってピアノの綺麗なリフ、ギターのザクザクリフが。そしてギターがオレンジライトのなか、伸びやかに哀愁ただようメロディを奏でて。その後シンセのリズミカルなリフからそのままテクニカルなソロへ。その後、静かになって綺麗なピアノリフがながれ、ギターがメロウなフレーズをしっとりと奏で、ドラムのパワフルなリズムがはいってギターのテクニカルなソロへ。終盤ではレッド&オレンジライトのなか、ダイナミックな変拍子リフから盛り上がって。

 「アリガト!Thank you very much!」ってMarkoさん。英語わからない私はよく聴き取れませんでしたが「SPECIAL PROVIDENCE From Hungary」「1st time in Japan」とかおっしゃっていたような。そのあとは聴き取れず。で「Enjoy the concert!」って大拍手!

 2曲目。パワフルなドラムフィルからミドルテンポのドコドコドラムがはいって、ベースのダークでパワフルなリフからオレンジライトが点滅するなか、ギターのミステリアスなリフがながれ、綺麗なピアノリフがリズミカルに。そしてオルガンのパワフルなリフとギターのヘヴィリフがはいって、ギターとキーボードでユニゾンでメロウなフレーズをユニゾンで奏でて。その後、静かになってギターがディレイを効かせたミステリアスなフレーズをしっとりと奏で、オルガンのフィルがはいって。そしてギターのテクニカルなリフからドラムが疾走モードに。それが止まるとミドルテンポに戻って綺麗なピアノソロへ。終盤ではギターのメロウなフレーズにシンセが加わってユニゾンで奏で、レッドライトのなか、ドコドコドラムがはいって、パワフルなオルガンリフと共に盛り上がって。

 チューニングとクリックのセットで少し沈黙のあと、3曲目へ。カウントからハイハットのリズムがはいって、ギターのダークでテクニカルなリフからレッド&オレンジライトが点滅するなか、ダイナミックなリフがスリリングに展開し、疾走モードでベースのテクニカルなリフが。その後一旦止まって、ミドルテンポのダイナミックなリフからユニゾンのヘヴィリフが。そして疾走モードになってシンセの神秘的なサウンドがながれ、それがリズミカルな感じになり、そのままエモーショナルなソロへ。中盤ではシンセのディレイを効かせたリフからミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ギターが哀愁ただようフレーズを奏で、そこからワウを効かせたソロへ。終盤ではアップテンポのドラムにのってキーボードとギターのヘヴィリフが、ライトが点滅するなか、スリリングに展開し、さらに疾走モードで盛り上がってダイナミックなリフでFin。

 「アリガト!Thank you very much!」ってMarkoさん。
 4曲目。ドラムの静かなリズムからシンセの伸びやかなフレーズがながれ、テクノなシーケンスリズムにのって綺麗なピアノリフがながれ、ミドルテンポでシンセリフがしっとりとながれ、そこにギターが加わってハモって。その後、メロウなピアノリフからシンセの哀愁ただようエモーショナルなソロ。そこにミドルテンポのリズムがはいって、キーボードのテクニカルなソロへ。終盤では綺麗なピアノリフと味わい深いベースリフからミドルテンポのリズムがはいって、シンセとギターがしっとりとしたフレーズを綺麗にハモって。「アリガト!Thank you!」ってMarkoさん。

 5曲目。アップテンポのシーケンスのリズムからはじまって、シンセのリズミカルなリフからアップテンポのパワフルなドラムとズンズン響く力強いベースリフがはいって、ギターが伸びやかに奏で、キーボードがオレンジライトのなか、浮遊感のあるサウンドでしっとりとしたフレーズを奏で、ギターとベースがユニゾンでリズミカルなリフを。その後キーボードのテクニカルなソロが。中盤ではアップテンポのノリノリモードでギターとキーボードがパワフルなリフをライトが点滅するなか、スリリングに展開して、そこからギターのエモーショナルなソロへ。その後パワフルなズンズンリズムにのってギターのメロウなリフがはいって、徐々に盛り上がっていって。終盤ではミドルテンポのダイナミックなリフからギターが伸びやかに奏で、キーボードとパワフルなユニゾンを。ラストはキーボードとギターでしっとりとFin。「アリガト~!」ってMarkoさん。

 6曲目。カウントからレッドライトのなか、シンバルのリズムにのってギターがディレイを効かせたメロウなアルペジオリフを響かせ、キーボードがミステリアスなフレーズを奏でて。そしてベースのリズミカルなリフにのってギターがメロウなリフを、キーボードがシロホン風サウンドのリズミカルなリフを弾き、そこからヘヴィリフがはいってダイナミックなリフに、さらにオールユニゾンのテクニカルなリフを。中盤ではブルーライトのなか、綺麗なピアノリフにのってギターの爽やかでテクニカルなソロ、続いてベースのパワフルなチョッパーソロが。その後オレンジ&レッドライトのなか、ピアノとギターがユニゾンでメロウなフレーズを奏で、そしてパワフルなリズムがはいって、キーボードのテクニカルなリフにのってギターが哀愁ただようフレーズを奏で、パワフルなドラムがはいって盛り上がっていって。「Thank you very much!」ってMarkoさん。

 「Next song from 1stAlbum」ってMarkoさん。7曲目。シンセのシロホンサウンドのリズミカルなリフからミドルテンポのパワフルなドラムとベースがはいって、ギターがメロウな哀愁ただようフレーズとテクニカルなリフをベースと向き合って奏でて。その後静かになってシンセが幻想的なサウンドを響かせて、ベースソロへ。序盤はワウを効かせたようなホワンホワンした感じの音でテクニカルに。そこからパワフルなチョッパーで弾きまくって。ソロが終わると大拍手!続いてはギターソロ。序盤はメロウにエモーショナルに。それが徐々にテクニカルに弾きまくって、アップテンポの疾走モードでスリリングに盛り上がって。終盤では最初のシンセのシロホンリフからミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、シンセリフをバックにドラムソロへ。序盤はリムやスネアを小さい音でテクニカルに叩き、それが徐々に盛り上がってパワフルに叩きまくって。

 「Thank you very much!」ってMarkoさん、大拍手!ここでMarkoさんはKBBやスタッフの方々に御礼を述べていたような。そして「Next song for you!」って。

 8曲目。アップテンポのシーケンスのテクノリズムがながれ、ピアノの綺麗でリズミカルなリフからパワフルなドラムがはいってノリノリモードになってライトが点滅して盛り上げて。そしてシンセリフとパワフルなピアノリフからミドルテンポでギターが伸びやかな音色を響かせて。中盤ではベースのテクニカルなソロ、ギターのエモーショナルなソロが。そしてダイナミックなリフから雄大な感じになって、さらにパワフルなドコドコドラムがはいって盛り上がって。終盤ではシンセとギターのリズミカルなリフからパワフルに盛り上がって、ラストはシーケンスサウンドがながれてFin。「Thank you very much!」ってMarkoさん。

 「Thank you!Next song, Last song!」ってMarkoさん。そしてメンバー紹介を。「Keyboards, Csery Zoltan!Bass, Fehervari Attila!Guiter, Kertesz Marton! Drums, Marko Adam!Thank you!」っておのおのに大拍手!そして物販のCDやDVDの宣伝をされていたような。

 本編最後の9曲目。カウントからミドルテンポのシンセリフとパワフルなベースリフ&ドラムがはいって、ギターがメロウな音色を響かせ、レッド&オレンジライトのなか、ギターが伸びやかに奏でて。その後一旦止まってからキーボードのリフにのってギターがメロウに奏で、パワフルなドラムがはいって、キーボードが浮遊感のあるサウンドのリフを奏で、ギターのメロウかつテクニカルなソロへ。中盤ではシンセのパワフルなリフがリズミカルにながれ、それがヘヴィでダイナミックなリフからメタルモードになってライトも点滅してスリリングに盛り上がって。その後キーボードのリズミカルなリフ、ギターのタッピングリフからシンセのテクニカルなソロへ。ラストはリズミカルなリフからダイナミックに盛り上がって。

 曲が終わると大拍手大歓声!「アリガトゴザイマス!Thank you very much!SPECIAL PROVIDENCE!」ってMarkoさん。メンバーの皆さんはステージ前に並んでお辞儀を。そして大拍手のなか、客席を通って楽屋へ。大拍手はそのままアンコールを求める手拍子になって。するとほどなくメンバーの皆さんはステージに戻って大拍手大歓声で迎えられます。「Encore, Thank you very much!」ってMarkoさん。

 オーラス10曲目。シンセのジェットストリームサウンドが響き、キーボードがアヴァンギャルドな感じのリフを。そしてダイナミックなリフからアップテンポのパワフルなリズムでキーボードが伸びやかに奏で、ギターがメロウなリフを弾き、オレンジライトのなか、キーボードが爽やかなメロディを伸びやかに奏で、ギターがメロウなアルペジオリフを。中盤では一旦止まってからシーケンスのミドルテンポのリズムにのってキーボードの綺麗な音色がしっとりとながれ、ギターとともにディレイを効かせてメロウに奏で、そのままギターのエモーショナルなソロへ。それがテクニカルになって、ベースもタッピングリフを。その後ダークでヘヴィなリフがはいってメタルモードになって、シンセのテクニカルなソロへ。ギターとベースは向き合ってリフを弾いて。そしてアップテンポのノリノリモードになって、ベースのパワフルなリフにのってシンセのテクニカルなリフが。終盤では静かになって、シンセサウンドが響くなか、ギターがメロウなフレーズを伸びやかに奏で、そこから徐々に盛り上がっていって。そしてミドルテンポのパワフルなドラムからギターがメロウなフレーズを奏で、そしてパワフルなベースリフからアップテンポのノリノリモードになってめっちゃ盛り上がって、ラストはダイナミックにブレイクリフをキメてFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「Thank you very much!SPECIAL PROVIDENCE!」ってMarkoさん。メンバーの皆さんはステージ前に並んでお辞儀を。そして大拍手のなか、客席を通って楽屋へ。これにてライブ終了です。時計を見ると19時47分。1時間15分の素晴らしいライブでした。
 いやぁ~、もしもKBBが先だったらこれほどの素晴らしいライブを見逃すところでした。とにかく凄い!めっちゃパワフルでヘヴィでダイナミックで、そのうえメロディアスでドラマティックでしかもテクニカルだし。楽曲も素晴らしいし、演奏も。特にドラムが凄かった!サウスポーのセットながら左右自由自在に叩いていて、そのうえ音がパワフルでタイトで切れのいい音で迫力ありましたね。素晴らしいの一言に尽きます。受付でフライヤーと共に小さなステッカーをもらったんですけど、そこにはバンド名と“PROGJAZZROCKMETALTURBOCHILL”って書かれていて。まさにその通りのサウンドでした。演奏後、即DVD買っちゃいました。お金があればCDも買ったんですけどねぇ。いつかまた日本に来てほしいものです。

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