15.4.18 HALL OF GLASS

◇　2015.4.18　沼袋Sanctuary
＜Progressive Rock FESTIVAL 　BARDS TALE Special＞
　暗くしっとりと幽玄な感じでしかも美しくドラマティック、力強いヴォーカルと幻想的なシンセ＆パワフルドラムの魅力たっぷりのプログレバンド＜HALL OF GLASS＞。メンバーは、キーボード＜カズロウさん＞、ベース＆ヴォーカル＜Pochikoさん＞、ドラムス＜ヒロミチさん＞のトリオ編成です。昨年暮れに初めてライブを観て、すっかりその魅力にハマっています。で、前回3月のライブで、次のライブも4/18沼袋とのことで、楽しみにしていました。3/21のライブではヒロミチさん作曲の新曲が、ヒロミチさんがアコギを奏でるという驚きの演出で披露され、それがまたとっても素敵で。今回もやってほしいなって思いながら4/18を楽しみに。

　さて当日。この日は他に観たいライブもあったのですが、悩んだ末に沼袋にGoです。土曜ですが仕事でしたので、ライブに間に合うように早退して沼袋へ。今回は4バンド対バンで＜HALL OF GLASS＞は2番手です。トップはYESのカヴァーバンドでした。YESは大好きなんですが、大好きであるがゆえに、ハードルが高いわけで・・・ま、途中で仕事のTELが入って全部観れなかったので、レポはナシです。

　18時15分を過ぎたころ、ステージの幕が開いて。前回と同じくステージ中央でヒロミチさんがアコギを抱えてマイクの前に。両脇は向かって左にサンバーストJAZZベースを抱えたPochikoさん。薄いグレー系のふんわりしたカーデに黒系のロングスカートでシックに美しく。そして右には3段キーボードセットを前にしたスキンヘッド輝くカズロウさんが。
　1曲目。薄暗いステージでバックライトに照らされ、アコギのゆったりとしたリフと同時にしっとりとしたヴォーカルがはいって、ピアノもしっとりと奏でて。そしてシンセサウンドがゆったりと綺麗にながれ、ヒロミチさんのコーラスとともにヴォーカルが力強くのびやかに歌い上げて。その後ピアノとヴォーカルがほのぼのした感じのメロディを奏で、ヒロミチさんがスキャットをいれてゆっくりと。終盤ではアコギのアルペジオリフがしっとりとながれ、シンセサウンドが幻想的に響くなか、ヴォーカルが美しいスキャットをのびやかに。

　シンセサウンドが響くなか、ヒロミチさんがアコギを置いてドラムセットへ。そしてシンバルロールから♪ドドンっとバスドラでゆったりとしたリズムを入れて、メロトロンサウンドがゆったりと響いて。2曲目は「Silent Dream」。幻想的なシンセサウンドが響くなか、しっとりとしたヴォーカルがはいって、綺麗なピアノフィルから力強くのびやかに艶っぽく。そしてミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、ピアノのリズミカルなリフにのってヴォーカルが力強くのびやかに歌い上げて。その後シンセサウンドが浮遊感たっぷりに幻想的に響き、しっとりとしたヴォーカルがはいって、ピアノの綺麗でリズミカルなリフから力強く歌い上げて。ラストはシンセのきらびやかな音色のエモーショナルなソロが。

　「こんばんは、HALL OF GLASSです。本日はお忙しいなか、来て頂いてありがとうございます」ってPochikoさん、大拍手！

　3曲目は「Pollution」。ブルーライトのなか、キーボードのクリスタルサウンドのリフがゆったりと綺麗にながれ、シンセの幻想的なサウンドが浮遊感たっぷりに響くなか、ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ヴォーカルがはいって、ハイトーンも交えてしっとりと歌って。そしてグリーンライトのなか、ヴォーカルが力強くドラマティックに歌い上げて。その後キーボードのクリスタルサウンドのリフと浮遊感たっぷりのシンセサウンドが幻想的にながれ、ゆったりとしっとりとしたヴォーカルがはいって、力強くのびやかに。終盤ではシンセの心地よい幻想的なサウンドが響き、パワフルなドラムからヴォーカルが力強くドラマティックに歌い上げて。ラストは暗いブルーライトのなか、キーボードのクリスタルサウンドがゆったりと幻想的に響いて。

　「ありがとうござます」ってPochikoさん。先日、ダイエットも兼ねて朝ひと駅前で降りて、新緑の美しいなか、お散歩をされたそうですが、ふと見るとハトがいて、そのハトの頭にフンが載っていたそうで。なんて可哀想な。「他人とは思えない」「人生で初めて観たかも」ってPochikoさん。で「暖かくなってきて、冬と違ってスベることはないかと思ったんですが」って、ヒロミチさんやカズロウさんの方を見ますが、無反応で「あれっ？メンバーも放置ですね」って爆笑！

　4曲目は「Vain」。レッドライトのなか、シンセのダークサウンドが不気味に響き、シンバルロールからメロトロンサウンドがのびやかにしっとりとながれ、ベースのミドルテンポのリフがはいって、ドラムがフリーインプロでパワフルに叩きまくり、ストロボライトのなか、シンセの神秘的な音色が響いて。そしてオレンジライトのなか、シンセの重厚なサウンドが「火星」風にながれ、ミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、ピアノのリズミカルなリフからヴォーカルがはいって、力強くのびやかに声量たっぷりに歌い上げて。その後シンセがのびやかにドラマティックに奏でて。終盤ではヴォーカルがのびやかにゆったりと歌い、シンセがのびやかに奏でるなか、ドラムがパワフルにフィルを。ラストはゆったりと。「ありがとうござます」ってPochikoさん。

　続いて5曲目は「Blue Water」。ブルーライトのなか、パワフルなドラムフィルからシンセサウンドがゆったりとしっとりと響き、ピアノのしっとりとしたリフからゆったりとしたヴォーカルがはいって、そこから叩きまくりドラムとともに盛り上がって、ヴォーカルが力強く歌い上げ、アップテンポのノリノリモードになって、ピアノのリズミカルなリフとメロトロンサウンドにのってヴォーカルがハイトーンでのびやかに。中盤では暗いブルーライトのなか、ミドルテンポに戻ってシンセがゆったりと幻想的に奏でて。その後メロトロンサウンドがしっとりとながれ、ゆったりとしたピアノリフからヴォーカルがはいって、力強く歌い上げ、アップテンポになってノリノリモードでハイトーンで歌い上げて盛り上がって。ラストは再び暗いブルーライトのなか、シンセサウンドがゆったりと幻想的に響いて。「ありがとうござます」ってPochikoさん。

　さらに続いて6曲目は「沈んだ時間」。ブルー＆オレンジライトのなか、ミドルテンポのベースリフからシンセがしっとりと奏で、ヴォーカルがゆったりとしっとりと、艶っぽく歌い、明るいカラフルライトのなか、リズミカルなリフからヴォーカルが力強く歌い上げて。その後パワフルなドラムにのってシンセがゆったりとのびやかに奏でて。終盤ではレッド＆グリーンライトのなか、ピアノのしっとりとしたリフからシンセがのびやかに奏で、しっとりとしたヴォーカルがはいって。そしてミドルテンポのパワフルなリズムにのって、リズミカルなリフからヴォーカルがのびやかに歌い上げて。ラストは綺麗なピアノリフからPochikoさんがそっと囁いて。

　「ありがとうござます」ってPochikoさん。次が最後の曲とのことで、まずは無料配布CDの宣伝を。そして次回ライブの告知を。次回は6/27に池袋で“暗闇の旋律”というダークイベントがあるそうで。その次は7/26にここSanctuaryだそうで。楽しみです。

　「夏に先駆けて」ってPochikoさん。オーラス7曲目は「Summer Orbit」。イエロー＆オレンジライトのなか、パワフルなドラムフィルからピアノのゆったりとしたリフがはいって、そこからアップテンポのノリノリ爽やかモードになってピアノのリズミカルなリフにのって明るく爽やかでのびやかなヴォーカルがはいって。そしてミドルテンポになって、シンセが幻想的に奏で、ヴォーカルが艶っぽく歌って。その後アップテンポになってシンセののびやかでエモーショナルなソロが。終盤ではノリノリモードでリズミカルなリフにのってヴォーカルが力強くのびやかに爽やかに歌って。

　曲が終わると大拍手大歓声！「ありがとうございました。また」ってPochikoさん。これにてライブ終了です。時計を見ると19時ちょい過ぎ。約45分の素晴らしいライブでした。
　暗くしっとりと始まり、美しくドラマティックに展開し、力強くダイナミックに盛り上がって。声量のあるヴォーカルとパワフルなドラムは迫力たっぷりに、キーボードは美しく幻想的に響き、リズミカルに奏でられて。特にドラムのスネアが私好みのいい音で鳴ってましたね。次回ライブは2ヶ月ちょい先ですが楽しみに待ってます。