初期Black Sabbathをベースとしたドゥーミーなサウンドに、日本文学&おどろおどろしい歌詞をのせ、津軽弁の節回しで聴かせてくれる、ギター&ヴォーカル<和嶋慎治さん>とベース&ヴォーカル<鈴木研一さん>が中心となって結成された、青森発の和製ヘヴィロックバンド<人間椅子>。
1990年にデビューアルバムを発表。その後5枚のアルバムを発表し、96年9月には6thアルバム「無限の住人」を発表するも、ここで土屋さんが脱退してしまいます。バンドは凄腕ドラマー<後藤マスヒロさん>を正式メンバーに迎えてレコ発全国ツアーを敢行。そして98年2月に7thアルバム「頽廃芸術展」をトライクルより発表します。鮮やかな色彩のジャケットも綺麗ですねぇ。
アルバム1曲目は「胎内巡り」。ミドルテンポのヘヴィなリフ&テクニカルなドラムフィルからダークにドゥーミーにはじまります。リフはWild thingみたいですね。鈴木さんのゆったりとしたパワフルなヴォーカルが響き、サビは和嶋さんとコーラスで。中盤ではマーチングスネアをバックにおおらかで爽やかなヴォーカルがながれ、そしてゆったりテンポでエモーショナルなギターソロへ。終盤ではドゥーミーな引きずるようなスローテンポでお経が不気味に響いて。ラストはボレロリズムでパワフルにFin。
2曲目は「戦慄する木霊」。トリルのギターリフからはじまるアップテンポのノリノリのかっちょいいドライヴィングロック。サビのコーラス、綺麗ですねぇ。中盤にはテクニカルなギターソロが。
3曲目は「九相図のスキャット」。ミドルテンポのダイナミックなリフからはじまって、けだるい感じのテンポで♪チュッチュルチュッチュッチュ~ってヨコノリで。中盤にはアグレッシブなギターソロが。終盤にはストリングスの音色もはいって。
4曲目は「血塗られたひな祭り」。ミドルテンポのパワフルなリフから盛大にはじまって、ひな祭りの歌をダークに人間椅子風にアレンジした歌詞を鈴木さんが不気味に歌って。時折入る大正琴の音色がいいアクセントになってますね。ドゥーミーなひな祭り、聴き応えありますねぇ。ヴァース間には短いギターソロが。中盤ではテンポチェンジして、ダイナミックなリフを。終盤ではミドルテンポで三味線調のアグレッシブなギターソロがたっぷりと。ラストは徐々にテンポアップしていって盛り上がっていって劇的にFin。
5曲目は「菊人形の呪い」。ミドルテンポのパワフルでダークなリフからはじまって、アップテンポで和嶋さんのダーディ気味のかっくいいヴォーカルが。中盤からはテンポアップして跳ねるようなリズムでパワフルに。スパイ大作戦のテーマのような雰囲気かな。そしてミドルテンポになってメロディアスなギターソロが。トリルかっくいいっす。ラストはゆったりとしたアルペジオの美しい音色が響いてFin。
6曲目は「天体嗜好症」。アップテンポのスケールの大きなとっても明るく爽やかでポップな曲。伸びやかなサビ、好きです。中盤はテンポアップしてめっちゃノリノリモードに。ワウやディレイを効かせたギターソロ、スペーシーでいいですねぇ。バックのベースラインも叩きまくりドラムもかっくいいっす。
7曲目は「村の外れでビッグバン」。ヘヴィなギターリフからはじまるリズミカルなミドルテンポの和嶋さんヴォーカルのちょっとコミカルなハードロック。♪バクハツ~!Wow!って。中盤ではスライドギターソロがたっぷりと。
8曲目は「ED75」。ゆったりとしたブルージーな曲で、Sabbath Bloody Sabbathに似てるような?鈴木さんのネバっこいヴォーカル、このけだるいノリがまた人間椅子らしくていいですねぇ。時折はいるギターフィルもいいアクセントです。途中テンポアップしてヘヴィな民謡調に。そして元のテンポでエモーショナルなギターソロも。終盤にはゆったりとアコースティックギターの美しい音色が響いて静かにフェードアウトし、そして再びフェードインしてFin。ドラマティックな曲です。
9曲目は「エキサイト」。鈴木さんのパチンコシリーズの曲。超ハイテンポスラッシュモードでパワフルに怒涛のように一気に突っ走ってFin。和嶋さんのベンチャーズばりのテケテケ、スリリングなアクセントになってますね。マスヒロさんの叩きまくりドラムも凄いっす。
10曲目は「阿片窟の男」。ミドルテンポのダークでドゥーミーなリフからはじまって、和嶋さんの力強いヴォーカルが。途中テンポチェンジもあり、終盤にはエモーショナルなギターソロやベースとのユニゾンリフも。バックではドラムが叩きまくって。
11曲目は「銀河鉄道777」。ミドルテンポのミステリアスでグルーヴィな曲、かっくいいっす。♪ズンズンズンって躍動感のあるリフや遮断機の警報音のようなギターフィル、いいですねぇ。中盤にはエモーショナルなギターソロも。時折はいるホーンセクションサウンドもいいですねぇ。
12曲目は「ダンウィッチの怪」。ミドルテンポのダイナミックなリフからはじまって、そしてゆったりとダークでドゥーミーな展開に。鈴木さんの不気味なヴォーカルがたまらないっす。中盤にはうねる音色のギターソロ、そしてダイナミックなリフが響き、一旦リズムが止まってベースリフをバックに鈴木さんのヴォーカルが不気味に響いて。さらにベースリフが響くなか、暗黒空間をギターやドラムのフィルが浮遊して神秘的な雰囲気に。終盤、鈴木さんの狂気の笑い声からパワフルなリフがはいってめっちゃ盛り上がってFin。
このアルバムもマニアの間では評価の高いアルバムですね。ドゥーミーさもたっぷりあって、そのうえストレートなハードロックやポップな曲もあって、そして和のエッセンスもそこかしこにと、聴き応えアリアリの素晴らしいアルバムです。マスヒロさんのドラム、光ってますね。
この後、バンドはレコ発全国ツアーへ。そして再びメジャーレーベルのメルダックと契約。メルダックは1stから4thまでのアルバムを再発します。
1990年にデビューアルバムを発表。その後5枚のアルバムを発表し、96年9月には6thアルバム「無限の住人」を発表するも、ここで土屋さんが脱退してしまいます。バンドは凄腕ドラマー<後藤マスヒロさん>を正式メンバーに迎えてレコ発全国ツアーを敢行。そして98年2月に7thアルバム「頽廃芸術展」をトライクルより発表します。鮮やかな色彩のジャケットも綺麗ですねぇ。
アルバム1曲目は「胎内巡り」。ミドルテンポのヘヴィなリフ&テクニカルなドラムフィルからダークにドゥーミーにはじまります。リフはWild thingみたいですね。鈴木さんのゆったりとしたパワフルなヴォーカルが響き、サビは和嶋さんとコーラスで。中盤ではマーチングスネアをバックにおおらかで爽やかなヴォーカルがながれ、そしてゆったりテンポでエモーショナルなギターソロへ。終盤ではドゥーミーな引きずるようなスローテンポでお経が不気味に響いて。ラストはボレロリズムでパワフルにFin。
2曲目は「戦慄する木霊」。トリルのギターリフからはじまるアップテンポのノリノリのかっちょいいドライヴィングロック。サビのコーラス、綺麗ですねぇ。中盤にはテクニカルなギターソロが。
3曲目は「九相図のスキャット」。ミドルテンポのダイナミックなリフからはじまって、けだるい感じのテンポで♪チュッチュルチュッチュッチュ~ってヨコノリで。中盤にはアグレッシブなギターソロが。終盤にはストリングスの音色もはいって。
4曲目は「血塗られたひな祭り」。ミドルテンポのパワフルなリフから盛大にはじまって、ひな祭りの歌をダークに人間椅子風にアレンジした歌詞を鈴木さんが不気味に歌って。時折入る大正琴の音色がいいアクセントになってますね。ドゥーミーなひな祭り、聴き応えありますねぇ。ヴァース間には短いギターソロが。中盤ではテンポチェンジして、ダイナミックなリフを。終盤ではミドルテンポで三味線調のアグレッシブなギターソロがたっぷりと。ラストは徐々にテンポアップしていって盛り上がっていって劇的にFin。
5曲目は「菊人形の呪い」。ミドルテンポのパワフルでダークなリフからはじまって、アップテンポで和嶋さんのダーディ気味のかっくいいヴォーカルが。中盤からはテンポアップして跳ねるようなリズムでパワフルに。スパイ大作戦のテーマのような雰囲気かな。そしてミドルテンポになってメロディアスなギターソロが。トリルかっくいいっす。ラストはゆったりとしたアルペジオの美しい音色が響いてFin。
6曲目は「天体嗜好症」。アップテンポのスケールの大きなとっても明るく爽やかでポップな曲。伸びやかなサビ、好きです。中盤はテンポアップしてめっちゃノリノリモードに。ワウやディレイを効かせたギターソロ、スペーシーでいいですねぇ。バックのベースラインも叩きまくりドラムもかっくいいっす。
7曲目は「村の外れでビッグバン」。ヘヴィなギターリフからはじまるリズミカルなミドルテンポの和嶋さんヴォーカルのちょっとコミカルなハードロック。♪バクハツ~!Wow!って。中盤ではスライドギターソロがたっぷりと。
8曲目は「ED75」。ゆったりとしたブルージーな曲で、Sabbath Bloody Sabbathに似てるような?鈴木さんのネバっこいヴォーカル、このけだるいノリがまた人間椅子らしくていいですねぇ。時折はいるギターフィルもいいアクセントです。途中テンポアップしてヘヴィな民謡調に。そして元のテンポでエモーショナルなギターソロも。終盤にはゆったりとアコースティックギターの美しい音色が響いて静かにフェードアウトし、そして再びフェードインしてFin。ドラマティックな曲です。
9曲目は「エキサイト」。鈴木さんのパチンコシリーズの曲。超ハイテンポスラッシュモードでパワフルに怒涛のように一気に突っ走ってFin。和嶋さんのベンチャーズばりのテケテケ、スリリングなアクセントになってますね。マスヒロさんの叩きまくりドラムも凄いっす。
10曲目は「阿片窟の男」。ミドルテンポのダークでドゥーミーなリフからはじまって、和嶋さんの力強いヴォーカルが。途中テンポチェンジもあり、終盤にはエモーショナルなギターソロやベースとのユニゾンリフも。バックではドラムが叩きまくって。
11曲目は「銀河鉄道777」。ミドルテンポのミステリアスでグルーヴィな曲、かっくいいっす。♪ズンズンズンって躍動感のあるリフや遮断機の警報音のようなギターフィル、いいですねぇ。中盤にはエモーショナルなギターソロも。時折はいるホーンセクションサウンドもいいですねぇ。
12曲目は「ダンウィッチの怪」。ミドルテンポのダイナミックなリフからはじまって、そしてゆったりとダークでドゥーミーな展開に。鈴木さんの不気味なヴォーカルがたまらないっす。中盤にはうねる音色のギターソロ、そしてダイナミックなリフが響き、一旦リズムが止まってベースリフをバックに鈴木さんのヴォーカルが不気味に響いて。さらにベースリフが響くなか、暗黒空間をギターやドラムのフィルが浮遊して神秘的な雰囲気に。終盤、鈴木さんの狂気の笑い声からパワフルなリフがはいってめっちゃ盛り上がってFin。
このアルバムもマニアの間では評価の高いアルバムですね。ドゥーミーさもたっぷりあって、そのうえストレートなハードロックやポップな曲もあって、そして和のエッセンスもそこかしこにと、聴き応えアリアリの素晴らしいアルバムです。マスヒロさんのドラム、光ってますね。
この後、バンドはレコ発全国ツアーへ。そして再びメジャーレーベルのメルダックと契約。メルダックは1stから4thまでのアルバムを再発します。
演奏やメロディーも、聴きごたえありますね。
邪悪さ加減も、明らかに人間椅子ですね。
それぞれの歌詞が濃密で、大好きなアルバムです。
人間椅子の楽曲って、共感するというより、鈴木氏や和嶋氏の音楽の世界を、訪問してる感覚になります。
「天体嗜好症」は、それほど多くないポップな曲調だけど人間椅子らしくて、仕事が終わった時の開放感も手伝い、口ずさんで軽快な気分になったものです。( ̄∀ ̄)
歌詞カードに弘前の元映画館で、自分達で収録したエピソードが書いてて、さらに作品への情熱が伝わってきますよね。
いつか「菊人形の呪い」ライブで聴いてみたいです♪
コメントを書いてくださってありがとうございます。すっごい嬉しい~♪
はい!マスヒロ期に突入しました。しばしお楽しみくださいませ。途中中断が入るかもしれませんが。
自分もマスヒロ期ではこのアルバムを聴く機会が多いかな?いや次作かな?好きなのは多いです。でもおっしゃる通りにこのアルバムはダークなのもポップなのもバランスよく配置され、曲の構成も濃いですよね。奥が深いっす。
「天体嗜好症」は自分もついついサビを唄ってしまいます。♪はぁ~てぇしぃいなぁいぃうちゅうへ~って。ロマンを感じますね。
そうそう!レコーディングのエピソードを書くのを忘れてました!補足してくださってありがとうございます。
そういえばまだ「菊人形の呪い」ってライブで聴いたことないかも。4月に東名阪ツアーがあるんですよね。でも平日なので行けないかなぁ・・・