全編、暗闇を映すかのような衝撃作だった。ジャンキーの母と娘は住処である地下トンネルを抜け出すが、地上もまた暗闇。それは比喩ではなく実際の映像の暗さにホープレスな世界が一貫する。娘を愛する母の真摯さにハッピーエンドを期待するが最後の最後の瞬間的な一場面のみに現れる朝日の明るい陽射しの中に立つのは母だけの姿だった。娘はいない。地下鉄ではぐれてしまった娘を血眼になって探す狂気のような母がやっと探し当てた娘と最後に・・・・。この絶望的などんでん返しは確かにフィクションだが、恐らくはNYでの数多の実話の一ケースなのだろう
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