満月に聴く音楽

宮本隆の音楽活動(エレクトリックベース、時弦プロダクションなど)及び、新譜批評のサイト

1/6明後日のライブ

2022-01-04 | 新規投稿
1/6明後日のライブ。私は初組み合わせのトリオである踝打無[guitar]+宮本隆[bass]+松尾哲治[drums] で演奏します。松尾氏とは以前何回か演奏経験がありますが、ジャズ的なポリリズムを得意とするドラマーで最近はHACOさんのライブや最新作『NOVA NATURO』のレコーディングにも参加しています。踝打無は‘くるぶしだぶ’と読みますが、これは氏の即興演奏の時の名前でバンドの時は堀口晃彦。ギター・インストの時はちあきひこ、と色々使い分けています。空港図というDUOもやっており、そのネーミングの面白さにいつも感心します。更に90年代は上沼田洋次という人の名前のようなバンドもやっていました。私は対バンした事もありました。その名前の七変化と等しくそのギタープレイも自在のカラーを持ちます。このトリオ、是非、ご覧くださいませ!
1/6 thu @environment Og, osaka
◍踝打無 [guitar]+宮本隆 [bass]+松尾哲治 [drums]
◍Chaase [guitar synthesizer, vocals, recorder, kero keyboard]
◍Nobuhiro Okahashi [ambient]
◍向井千惠 MUKAI Chie[二胡er-hu, voice, dance]
◍箱 Hako [random]◍盆と正月 Bon to Shogatsu
18:30 open / 17:00 start
2000yen (inc.1 drink)
@environment Og, osaka
大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1F
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映画『ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン』

2022-01-04 | 新規投稿

コルトレーンの短い生涯を大急ぎで表面的になぞった予告編のような映画。深く掘り下げるという視点が皆無でこのレベルだと最早テレビ・ドキュメンタリーで充分。いや、BBCとかならもっと濃い番組作るのではないですか。

しかし底が浅い故に逆に流して観る事ができたのも事実で、来日中の長崎訪問の場面や「peace on earth」の演奏場面を通じてのコルトレーンの平和思想的側面というある意味、虚構も同様に深掘りしていないので、くどさが回避されており、ホッとした。更に例の著名な ‘自称、世界的コルトレーン研究家’も登場している事から例によってコルトレーンを黒人闘争史観に無理に収斂させて語る嫌な予感も杞憂に終わる。全てが底浅く描かれている事で逆に嫌な思いをせず音楽に身を任せて楽しむ事に徹する事ができました。これが唯一の感想ですかね。

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