知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

再就職しましたが・・・

2020年02月11日 | Weblog
1月いっぱいで退職し、その後1か月くらいは、のんびりしようと考えていましたが、知り合いの方から、こんな就職先があるよ・・・と連絡があり、同じ系統の仕事だったこともあり、見学がてら、その事業所を見に来ました。

事前に連絡もして行ったので、管理者の方にも出会い、いろいろなお話を聞きました。


NPO系の福祉サービス会社なんですが、就労支援以外にも、今流行りの放課後デイや老人介護等も行われており、この業界のいろいろな分野で、実践されていることに驚きました。

そこで、なぜ私が・・・?という基本的な部分を尋ねると、いろいろ分野で事業所を展開していると、経営も含め、様々な問題が出てくる、そこで、人間関係や組織の実態を把握して、うまく統合してほしい・・・というのが、目的だったようです。

実際には、相当難しい事象であり、それを実践していくのは、相当困難な部分だと思います。


おそらく、様々な一般の会社や、この福祉業界でも、手広く展開されている法人等は、この部分では苦労されていると思います。

以前に在籍していた比較的大きな法人でも、就労支援、支援相談事業所、グループホーム等、広く展開されて、当時の理事長さんが、目が届かない・・・ことを、非常に悩んでおられました。また、それぞれの事業所に各責任者を置いても、必ず自分の考える方向性で、動いてくれるとは限らない・・・、逆に思わず方向に向いている部分もあり、そういう把握が難しいことがある、とのことです。

それを把握して、動いてくれる人材がいれば、それは管理される側からすると、大変助かる部分があります。


特に、各事業所の一般職員にすれば、様々な苦情や文句(同じ意味?)、改善してほしい部分、体制や就業時間や待遇の問題・・・等々、いわば、言いたいことがいっぱいあると思います。

それをうまく聞き出し、ある意味、納得出来る方法を模索し、うまく事業所が動いていける方向性を見出すこと・・・それが、私の仕事だと考えます。

もちろん大変だと思いますし、妥協点を見出すことや、皆が納得できる部分なんて、見つからないかもしれません。


福祉系の事業所や施設等で働かれる方は、いろんな事情や気持ちでおられると思います。

単なるお金のため(生活費のため)、少し福祉に興味がある、福祉系を目指したい・・・等、なかにはリストラに会い、働く場所がなかったので・・・という方もいます。(これは実際に面接した経験からです)

そういう方々には、それぞれの考え方もあり、個々の事情も存在します。



しかし、働く場と考えれば、長く納得して、ある意味満足感があって、目的意識も出来、そんな働く意欲につながれば幸いですね。

人間働くには、賃金、就労時間、待遇等、様々な要素があります。

すべての方に納得できる待遇は、もちろんできませんが、ある意味満足感を感じてもらうのが、目的だと考えます。


まだ、始まったばかりですが(今週かです)、今後どうなるのか?という不安感はあります。

当然、現場で働かれる職員の方々にも、なんだこの人は?という感覚でしょう。

そういう部分を徐々に取り除き、信頼関係を築き、いい会社のシステムを構築していきたいと思います。


本音は、不安いっぱいですが・・・

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