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知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

またまた新しい職員さんです。

2009年02月15日 | Weblog
先月に新しい職員さんの話をしましたが、今月もまた2名の職員さんが来ました。

今回も、来年度からの新規採用の正職員さんですが、2月から研修も兼ねての嘱託での勤務です。男女それぞれ1名ずつで、20歳台の若い方ですね。



ほとんどが、今まで全然違った環境で生活して来られたので、こうした知的障害者の施設というものを体験するのは初めてのようです。

最初は、様々な利用者の行動や言葉に驚かれていましたが、徐々に慣れてくると、個々に対応することが面白くなってきたようで、毎日が発見の連続のようです。


私たちも、新しく来られた職員さんが、こうした施設の様子を見て、拒否反応を示される方がいたら・・・なんて、非常に心配でしたが、案外皆さん(驚きはあっても)嫌な感情や拒否的な態度は見られないようですね。ほんとに安心します。


まずは、利用者の方の名前と特徴を覚えて下さい・・と、利用者の名簿を渡します。おそらく、これには最低でも1ヶ月はかかると思います。

それぞれ、特徴のある方や、よく問題行動を起こされる方等は、さすがにすぐに覚えていただいています。


また、一緒に作業に取り組んだり、話をすることで、覚える人数も一気に増えてきたようですね。

様々な行動を見ていると、人間観察という意味で面白い・・という感想を聞きました。なるほど・・・と、こちら側も、利用者を個々に捉えることで、それぞれの個性や性格、行動パターンや好き嫌い等まで、見出せることになりますね。

さあ、次はその対応になります。

それは、実際にその場にいる先輩職員の対応を観察し、また実際に自分で対応してみて、うまくいくのか?または全然駄目なのか?体験することで、ようやく分かってくるものですね。


確かに利用者の方との人間関係は、なかなか作りだすのは困難です。時間も根気も必要です。それは、これからの課題となっていくのでしょう。


これから、永きに渡って職員として取り組んでいって欲しいものです。期待大ですね。
コメント (2)
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