《解説編》意味がわかると怖い話３１９７ 「箱入り娘」

娘をずっと部屋に閉じ込めて置く状況というのは、どんなものだろうか？
単純に考えれば、娘を守るというよりは、娘を人に見せたくないと思った方が良い、
昔あった「座敷牢」ですな。

そう考えると、語り手の部屋の前にあったのは、今まで一度も見たこともない
「大きな鏡」？
つまり、語り手は自分の姿を見て
『この世の物とは思えない』と感じてしまったことになる。
もしそうだとすれば、このまま知らない方が幸せなのか、知った方が幸せだったかも。。。

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